約三ヶ月で建設業計理士2級に合格した勉強方法と使った参考書
- 2018.07.06
- 建築
建設会社に転職したのをきっかけに、建設業計理士2級の試験を受けることになりました。受けると決めて試験日まで約三ヶ月で試験でした。
まったくどんなことをするのかもわからなかったので、始めはインターネットでどういうことをする試験なのかを調べたり、試験を受けたことのある先輩に話を聞いたりしました。そして、大きい本屋で売っていた本を二つ選び試験まで勉強することに決めました。
建設業計理士2級の勉強方法
仕事が終わった後、休みの日も毎日勉強していました。たまに休みも取っていましたが、ほぼ毎日勉強していました。仕事が終わった後は帰って来てご飯、お風呂の後から1~2時間ほど勉強していました。休みの日は午前中、お昼前まで2時間以上勉強していました。全体で約150時間以上は勉強していたんじゃないかと思います。
スケジュールを立てる
私が勉強するときに大切にしているのは、スケジュールを立てることです。これは私が中学生のころからやっていることで、当たり前のように身についていることです。一カ月に二回読めるようにするには一日何ページ読めばいいかを計算し、それを日にちに落とし込んでいきます。
一日は予備日を設け、急な予定の変更があったとしても大丈夫なようにしておきます。二カ月目以降も、過去問の問題数とページ数を見て一日何ページ進めば二回以上できるか、などを計算してスケジュールを立てます。
もちろん、やっていく中で、このページ数よりも多くできるとか、このページ数では追いつけない、という場合もあるので、その場合は微調整しながらやっていきます。ですが、基本的にスケジュール通りにできるように努力していきます。
使った本
使った本は、「建設業経理士2級 出題パターンと解き方 過去問題集&テキスト 」という本と、「スッキリわかる 建設業経理士2級」という本でした。また、さらに問題を解くために、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」という本も追加しました。
本を選ぶ時に気を付けているのは、本を実際に見てみることと、見た際に分かりやすく色分けがしてあるかや、図や表、絵が使われて分かりやすくなっているかというのを重視しています。
まずは理解することから
まったく知らない分野のことでしたので、とにかく始めは理解することに努めました。三ヶ月後に試験を受けるために、大体のスケジュールを立てました。一カ月で理解し、二か月目以降はとにかく問題を解く!と決め、スケジュールに毎日何ページまで本を読むかというのを決めて行きました。
一カ月で二回通して本を読めるようにスケジュールを立てましたが、これは予想通り、一カ月に二回以上読むことが出来ました。
次は問題を解くこと
二回通して本を読むと決め、大体理解のできた二か月目に、問題を解くことをやっていきます。残された時間は二カ月。これに関しても、スケジュールを毎日立て、一日何ページまで進む、というのを手帳に記入してやっていきました。
やっぱり、一度参考書を読んでいるとはいえ始めて問題を解くというのは難しいことです。だから、一回目の問題を解くことに関しては、間違ってもいいからとにかく解説で理解する、と割り切って問題を解いていきました。案の定、分からないことばかりですが、解説書を読むことで段々と理解が深まるようになっていきます。それでも分からない場合は、参考書を取り出して読む、というのを繰り返しました。
一回目すべての問題を解き終わった後、次は二回目に入ります。二回目は一回目よりも理解ができているので多少はできるようになっています。毎回、できた問題とできなかった問題は記録しておいて、あとで解きなおしができるようにしておきます。
とにかく二か月目は、問題を解くことに集中します。一カ月に二回以上解くと決めて問題を解き、でも思ったよりも早く進んだので、三回目に入りました。あとはもう少し実践で力を付けるために、過去問集を追加しました。
三ヶ月目はとにかく問題を解くこと
三ヶ月目に入ると、三回目の途中からと過去問集にとりかかりました。こちらも、しっかりとスケジュール管理をします。一日に何ページ進むというのを決めて、手帳に記入して起き、毎日ひたすら解いていきます。このくらいになってから、移動の時も問題が解けるよう百均で単語カードを購入し、カードも作成して、電車移動の時に覚えられるようにしました。
また、時間が余った時は仕事の合間も参考書や問題集を開いて、間違えた部分や重要だと思った部分に付けた赤ペンを重点的に理解するようにしていきました。
ここまでくると、あとは問題集は間違ったものだけを重点的に解きなおし、さらに参考書で理解を深めていきました。過去問も追加したので、毎日ひたすら問題を解いていました。
いつものことなのですが、これだけやっていると試験前には問題がしっかり解けるようになっているので、三か月前よりも勉強時間は減っています。試験前日もほとんど見直しをするくらいで、焦りはありません。それはやはり、三ヶ月の始めの方に、しっかり本を読むことと、理解することに努めたからだと思います。
82点で試験は合格
試験当日
試験当日は時間に余裕を持って移動。移動の際は、赤ペンでいっぱい記入された参考書と問題集、過去問集、さらに暗記カードを持っていきました。それが自分の自信と安心にもつながるからです。移動のときは結局、間違えた問題だけを重点的に復習し、試験場に到着。
試験場に着いたら後は待つのみ。テスト用紙が配られ、緊張していましたが余裕で問題を解くことが出来ました。もちろん、分からない問題もありましたが、合格点は取れただろうという自信はありました。
結果
結果は、82点で合格でした。
やったー!という興奮より、良かったという安心感がありました。
毎日数分でも勉強するというのが重要
やはり、毎日数分でも勉強するというのが重要だと思いました。少しやらないと、すぐ忘れてしまうし、やろうと思うまでのエネルギーが大きくなってしまいます。毎日コツコツ、積み重ねてやっていく。また、スケジュールを立てるということで、大体の見通しもつくので、私はこの勉強法が気に入っています。
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