登録販売者の資格にU-CANを通して合格

登録販売者の資格にU-CANを通して合格

登録販売者の試験に合格することができました。

登録販売者の資格を取ろうと思ったきっかけ

簿記・珠算・パソコン・医療事務などの資格を持っていますし、実際に医療事務や薬局事務で保険請求の仕事を長年やっていましたが、妊娠を機に退職しました。

子供が1歳になってパート(文章冒頭の)に就きましたが、医薬品に関わる仕事をしたいとずっと考えていて、将来の為にも資格を取りたいと思い、取得を目指しました。

勉強方法

U-CANの通信講座を申し込みました。届いたテキストを、講座の行程通りに勉強しました。
行程より遅れる事もあり、特に苦手な分野は頭に入らず、問題も正解せず、なかなか進まない部分もありましたが、得意な分野で遅れた日数を取り戻したりして、何とか最終確認テストの日に間に合いました。

テキストが4冊、問題集と解答・解説が1組、過去問題集が3年分、ありました。
模擬テストが4回分と、最終確認テストが1回、もありました。
各テストに合格点数があり、私は1回で合格していましたが、満たなければ再試験がありました。解答用紙を送付し、合否の結果と添削がありました。

 過去問の使用方法

テキストを進めた範囲の問題を、各年分からやりました。間違えたり迷ったりした問題は印を付けていきました。模擬テストの前にも、テスト範囲の問題を再度やりました。

勉強時間

0月末の試験に備えて、2月初めから勉強しました。
平日の子供が学校に行っている日に仕事が休み(月に3日位はありました)なら、6~7時間
勉強しました。普段は、子供が寝て(21時過ぎ)から0時半頃までか、休みの前日は深夜2時頃まで勉強していました。

試験

マークシート形式でした。

思っていたのと、問題の感じが全然違うと思いました。受講中に、数年前からの合格率の情報も知る事が出来ていたのですが、合格率は年々下がってきていて、難しくなっている事が伺えました。ですが、使っていた過去問題集の3年分はそれ程の違いを感じなかったので、実際の試験では、あまりの違い様に1問目からかなり焦りました。

試験結果

試験時間は、昼食休憩1Hを含めて、合計7時間半位でした。結果は、試験日の約1ケ月後でした。
会場までは家族に車で送ってもらいましたが、私は車に酔いやすいので酔い止めを飲んで行きました。眠くなる事は予想がつきましたが、酔って具合が悪くなるよりは・・・と思って服用しました。やはり試験中は眠くてどうしようもなくなり、特に苦手な分野が自信がありませんでした。ですが、合格できました。

合格点数

満点中7割以上、かつ各分野が〇割以上だったか?、でした。

 

大変だった事

まず、試験申し込みの為の、必要書類などを揃えるのが大変でした。「申し込み方法」のガイドに従って、何か所かに「〇〇の依頼」の様に送付するのですが、その都度、切手を貼った返信用封筒を同封し、しかもその返信用封筒の大きさが指定されていたり、印紙などを買いに郵便局や銀行などに平日の窓口営業時間に行かなければならなかったり、受験料も安くはないのに、申し込みに必要な備品などにもかなり代金と時間を費やしました。

合格後、医薬品販売の職に就けましたが、県に登録をしなければならず、登録料がまたかかりました。登録には在職証明書や医療機関の診断書、登録料の印紙など、登録に関わる事にも更に料金が発生します。登録後2年は、「登録販売者 研修中」などと名札に明記しなければなりません。

これからも大変だと思う事

毎月と、3ケ月に1回、指定のサイトを開き、試験を受け合格しなければなりません

自宅のパソコンやスマホでも試験を受けることは可能ですが、試験実施の有無や合否は、会社の本部から各店舗の店長宛てに連絡が行きますし、不合格なら再試を受けなければなりません。

初級・中級・上級・マスターと昇級がありますが、提出率が悪かったり不合格が多いと降格もあります。これは、お給料やボーナスにももちろん影響します。私はパートですが、この試験実施に関しては、店長も社員もパートも関係ありません。月末日2日前まで忘れていて慌ててやった月もありましたが、今のところ順調に提出し、合格できています。

薬の最新情報を伝えられるように

薬は、常に新しい商品が発売になるので、その度に、その商品の情報を自身が習得し、陳列を替え、お客様にも新商品の情報をお伝えできる様にしておかなければなりません。

新商品に関わらず、当たり前ですが季節によってお客様が求める商品は違います。季節毎に陳列も大幅に変えますが、これがかなりの作業になります。登録販売者の資格を取得したからと言って勉強が終わったわけではなく、常に商品の情報を理解していかないといけないですし、お客様の訴えからお薬をお選びする能力も向上していく必要があります。

有資格者同士での調整

登録販売者の有資格者が、当日に2人以上出勤していなければならない事が法律で定められています。休憩時間でも有資格者が1人は勤務している必要があります。なので、休日も重ならない様にしないといけませんので、有資格者同士での調整が必要です。

どうしても外せない理由などで休日が重なってしまう場合には、同会社の近隣店舗にお昼休みだけでも応援を依頼しなければなりませんので、気兼ねなく、希望の日に休めない日も稀(たまになので仕方ない、と思える程度です)にあります。我が子は中学1年生なので、留守番などだんだんと心配ではなくなってきましたし、お子様が小さいスタッフさん(この方は社員さんですが)を優先的に、とパートの私が思ってしまいます。

私の社歴はまだ2年未満です。社歴が数十年の社員さんの中に、もう何回も受験している方がいますが、合格しません。合格する気がないと言っているのですが、有資格者の人員的には、休日を希望するのに気兼ねしたり、近隣店舗に応援を依頼する必要がなくなる事を考えると、合格して欲しいと私は思いますし、店長もそう思っていると思います。

それに、高い受験料は自腹なのです。社歴の長い社員さんには、受験料が高くても苦にならないのかも知れませんが、私は、2回も払いたくないという思いもあって、1回で合格したいと思ってやっていました。

忙しいかもしれない

私が在職している店舗に有資格者は5人いますが、一般レジのシフトにも入っているのは私だけです。医薬品コーナーのシフトにも入り接客し商品管理をし、一般レジのシフトにも入り・・・は、かなり大忙しです。私が担当している商品管理は、医薬品コーナーのうち、衛生部門と健康食品部門で、医薬品コーナーの医薬品部門を担当しているスタッフ(社員さんです)は、1日中この部門のみです。

あまりに忙しいと、「何だか、この差って何だろう?」と感じる時もありますが、在職期間がまだ短いので、勉強させて頂けてありがたいですし、お陰様でだんだんと分からない事や不安も少なくなってきましたので、嬉しく思います。医薬品部門担当の社員さんは、試験を忘れているか不合格ばかりで、店長に毎回注意されていて、月末はいつも慌てています。

社歴は私より長いですが少し年下なので、仕事を教えて頂いている面では大変お世話になっていますし、「試験、分からないよ。」とか言われると教えて差し上げています。

 今、思う事

頑張って資格を取得しこの仕事に就けて、いい方々とお仕事させて頂けて、本当に良かったと思っています。今後もお客様の為に、向上心を持って、勉強や店舗作業に取り組んでいこうと思います。

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