【漢検準2級の勉強方法】一発合格することができました

【漢検準2級の勉強方法】一発合格することができました

41歳、初めての漢字検定準2級になんとか一発合格することができました。
この記事では、主婦業の合間どんな問題集を使い、どのように時間を作り、モチベーションを維持して勉強したのかを書いていきたいと思います。

問題集選び

「5時間で合格!漢検準2級超頻出ドリル」という問題集を使いました。

書店にいくと漢字検定に関する問題集はすごい数あります。どうしてこの問題集を選んだかというと・・・自分の性格からしてあまり分厚い問題集はやる気が萎えるな、と思ったからです。この問題集は並んでいるもの中で比較的薄めでした。あとは5時間で受かるっていうキャッチフレーズにも惹かれました。

主婦とはいえ、41歳、毎日こなすことだけでもぐったりです。試験当日まで5時間くらいなら捻出できるかも、という気持ちがありました。本当をいうといろんな問題集を試してみたい気持ちもありましたが、時間的金銭的事情があり、この一本だけでの勉強になりました。

漢字検定準2級の勉強方法

問題集は自分の性格に合ったものを選んだつもりでしたが、いざじっくり開いてみてびっくりしました。見たことはあるけれど読んだことはない、読めるけれど書けない感じのオンパレードでした。

四字熟語などは、これ中国語?を思うようなものまであって、準2級を受かるのは無理、と一瞬思ったくらいです。でも、毎年の合格率をみていると、受験者の25パーセント近くは合格しているみたいでしたから、受かる方法はどこかにあるはずだと思いました。

まずは文字を真似ることから始める

とりあえず、わからない、というか理解できないところだらけだったので、まずは問題集に答えをみながらじかに答えを赤いボールペンで書くところから始めました。分からなくても文字をまねることはできる、という感じです。

とりあえず、経験しないことには覚えることすらできないので、手に書いたことのない文字を書くという経験をしてもらうことにしました。これが結構モチベーションを維持するのが意外に大変で、やったことがないことをやり続けるのはとてもやる気が出なかったのです。

なので、最初は一回につき一ページ書いたらストレッチなどして休憩するなどと決めていましたが、途中から1ページの4分の1書き終わったら気分転換や休憩をする、という方向に方針転換することでやる気がなくなる問題を乗り切りました。わからないことだらけの時は何はともあれモチベーションの維持が第一の関門となってくるという事を実感しました。

「5時間で受かる」は注釈付き

この休憩をいれながら問題集に答えを移すということだけで、5時間はかかったと思うので、「5時間で受かる」というキャッチフレーズはもともとできる人はという注釈付きだな、なんて思いました。

繰り返し書く

全部移し終わった後は、とりあえず、繰り返し書くことになります。私の場合は家計簿に挑戦して挫折して半端に使って残ってたノートがあったので、それにとにかく書きました。青色のボールペンの方が記憶に残りやすいと聞いたことがあるので、青いボールペンを利用して書きました。問題集2週目くらいまではその方法でやりました。

そのうち、読み問題はある程度できる、とか四字熟語は全然わからない、とか得意苦手が分かるようになってきたので、時間をなるべく短縮できるように、読み問題は声に出して読むだけ、四字熟語は出来るだけ書くなど工夫しました。

準2級では四字熟語の意味を問う問題も出てくるようなことが書いてあったので100円均一で単語カードを買ってきてそこに青いペンで書き写して、歯医者に行ったときの待ち時間なども利用して覚えました。

漢字検定準2級の試験と試験結果

受験票は受験の約10日前くらいに自宅に届きました。写真が必要だったので証明写真を撮りました。受験会場には15分前くらいにはご到着下さい、と書いてありましたが、冷え性でお手洗いが心配だった私は25分くらい前にはつけるように計画を立てました。

試験時間は一時間です。受験者の人数によって会場の振り分けは変わってくると思うのですが、偶数級、奇数級という感じで分かれて教室が配置されているようでした。会場の入り口に貼ってある受験番号を確認して、指定の教室に入室しました。
皆さんはりつめた緊張感があり、私もとてもドキドキしました。

試験開始

試験前に、試験に関する説明がマイクで行われており、一通り机に出していいものの説明や解答用紙の使い方など説明があります。そして、いざ試験を開始。

出来るかで集中力を高めていきましたが、隣にお座りになった受験者の方の覇気がすさまじくて、ちょっと気になりました。
なんとか一時間、集中して問題にとりくみました。数問、思い出せない感じがあったり、あっているかどうか不安な感じがあったりしたので、見直しを何度もいました。

試験結果

受験が終わったその足で、喫茶店に入り、自己採点をしたところ、140点行くか行かないかというところでした。かなに厳しめに採点していることは事実ですが、準2級の合格点は140点前後とされているので、半分期待、半分ダメかもという気持ちで複雑でした。
約1か月後にインターネットで結果をみることができました。結果、自己採点を大きく上回る162点での合格でした。

振り返ってみると

勉強で早めに得意と苦手を把握できたことが大きく点数をとれる要因になったのではないかな、と思っています。
得意なところはある程度手を抜いていても点数に繋がりますが、苦手分野はたくさん練習が必要なので、そこに勉強の時間を大きく配置できたのが勝因だったようにい思います。

あとは、結構細切れ時間を利用して勉強したことが大きかったような気がします。
私自身の性格にあった勉強法をしていたと表現するのが正しいと思いますが、もともと飽きやすいので、苦手なことを沢山の時間連続してやると、嫌になってしまいやる気がなくなって投げ出してしまったと思います。

苦手分野は小さく時間をとって少しづつ、結果的にはたくさんの量をこなしたという風にしたのがよかったと思います。
目的は合格できる点数を取ること。

昔のように何時間寝ないでやった、という方法で出来るひとはいいけれど、私のように飽きやすくわからないことが多いと嫌になりやすいという人にとって大事なのは、まずは嫌なことの中でも得意、不得意を見つけて把握すること、不得意なことは嫌にならない工夫をしながら進めていくこと、得意なことは思い切って手を抜くこと、がとても大事だと思っています。

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