ウェブの知識ゼロ。育児しながら2か月でウェブデザイン技能検定3級に合格しました。

小学2年生と6か月の赤ちゃんの面倒を見ながらどのように勉強して合格したのか、その道筋を記したいと思います。

ウェブデザイン技能検定3級のイメージ

どのような検定か知りもせず受検を思い立ちましたが、ウェブデザインというからには、ウェブでのデザインの仕方について学ぶのかと思っていました。

テキストを見てびっくり、内容は、インターネット、プロトコル、セキュリティ、著作権、個人情報、HTML、CSS、標準化団体…と、私がイメージしたものとはかなり違いました。

3級試験の学習を契機にそちらの方面に進もうという方には、ウェブデザインをする上で必要な関係法令や、頭に入れておくべきウェブに関係する必要不可欠な知識が幅広く学べるので、入口としては良いものだと感じました。

個人的に勉強してウェブサイト作成をしている方も大勢いるのだと思いますが、3級の学科の内容は、ウェブに携わるなら知っておくべき内容で、勉強する意味があると思います。サイトを設計する際にどのようなフローや考え方があって、何に気を付けるのか等を広く浅く理解することができるので、おすすめです。

勉強方法

勉強時間の確保

小学生は日中不在となりますが、赤ちゃんは四六時中一緒にいるので、家事育児の合間に勉強時間を確保するのは難しいと思われがちです。

私は、家事については寝る前と朝、皆が寝ている時にある程度済ませて、日中でないと出来ないことは赤ちゃんを見ながら適度に済ませていました。家事については頑張りすぎないことです。赤ちゃんが寝た時や一人遊びをしている時に、できる範囲で勉強します。

1回に短ければ30分、長くいと2時間できますが、貴重な時間です。できない日もありました。育児中に夜皆が寝てからと思っても、私の場合は疲れてしまってなかなか勉強も捗らなかったです。

昼間時間を見つけて勉強し、夜は家事を少し済ませて早く寝た方が、翌日頭がスッキリしていて勉強するには良かったです。

使用したテキストなど

私が使っていたのは、ウイネットの「ウェブデザイン技能検定3級ガイドブック」と「ウェブデザイン技能検定3級対策問題集」です。

3級は、インターネットスキル認定普及協会のウェブデザイン技能検定のサイトに、学科と実技の練習問題が掲載されています。そちらも非常に役立ちました。分からないIT用語等は、インターネットのIT用語辞典で検索し、いくつか読んで分かりやすいものを見つけて理解を深めていました。

ウェブ初心者の私は、実技の学習の際、翔泳社の「HTML & CSS標準デザイン講座【HTML5 & CSS3対応】」を参考にしました。

全部をやる必要はありませんが、ウイネットのテキストの内容が補完されました。参考データもついているので、実際に作業してみることができます。実際のコーディングで発生する状況などの記載もあり、実務にあたる際にも役立ちそうな本だと思いました。

勉強の進め方

6月末に検定があり、勉強を始めたのは5月の連休からでした。1日に何時間と勉強時間を決められませんでしたが、テキストのページ数等を残りの日数で割って、どれくらいのペースで進めると終わるのかを確認しました。

コンスタントな勉強の計画が立たないので、遅れていないか進度の目安にもなりました。それよりも早めに進められるよう心掛けつつ、未勉強の部分もある練習問題を同時進行で解きました。問題の内容が理解できていなくても、問題とその答えだけ頭に残るので、とにかく解きました。

テキストに戻った時に、テキストの内容のどの部分がどういった形で問題に出るのか知りながら読むことができるので、意味がありました。

テキストは、赤ちゃんが寝ている時等の机に向かって勉強できる時にし、練習問題は印刷したものを携帯できるので、移動中や何かの待ち時間等の細切れ時間に、できるときに場所に応じてやりました。

続けて集中して勉強することは望めませんでしたが、それでもやろうと思えばそれなりに時間が取れます。試験2週間前にテキストが終わり、練習問題、対策問題を集中的に繰り返しました。

同時に、実技試験の練習を始めました。実技はPCを使用するので、少しまとまった時間を見つけてはPCに向かい、学科の練習・過去問題は“ながら”でしていました。実技試験の練習問題は、学科試験のように正答が明示されていないので、学習しにくいかもしれませんが、PCで作業したら必ずできる限り多くのブラウザで表示を確認していました。

ブラウザやバージョンによってコーディングを工夫しなくてはならないような問題は出ないので、表示させてみた全てのブラウザできちんと表示されれば問題がないため、おかしな点があればミスを発見できます。

試験について

試験の実際

3級の実技は、60分で5問回答します。基本的な操作が中心で、デザイン力等を問うのではなく、指示された内容に正確に作業できているかが大切です。実技の過去問題を見れば分かりますが、問題の出し方は毎回同じで数字や名称等を部分的に変えてあるだけなので、一度理解できれば試験でも問題なく解けるものでした。

PCで実際に操作しながら、感覚的にも慣れておく必要はあります。普段、PCをよく利用する人には、感覚的に分かるようなものもあり、より取りつきやすいと思います。

試験官の説明がありますが、PCの動作環境、アプリケーションの動作を確認し、どの選択問題に回答したのかを記載する用紙が机に用意されています。選択問題は、5問のうち4問は共通、1問は選択制です(問題用紙には6問掲載されています)。

試験の際に使用するアプリケーションのありかが分からない方は、動作確認時に試験官に質問していました。解答は、指定の提出用のフォルダをデスクトップに用意して、作成したファイルや必要なファイルを入れていきますが、指定場所にデータがないと採点されないようです。また、不要なファイルが入っていると減点対象になりそうです。

学科試験は、問題が25問あり45分で回答します。100点中70点以上が合格点のようですが、問題数が25問と少ないのであまり間違えるわけにはいきません。練習問題、対策問題、過去問題で見たことのある問題は確実に押さえるようにしました。

初めて見る問題もあるので、ケアレスミスで点を落とすことのないよう気を付けました。普段、実際にウェブサイト構築の作業をしている方には、言語の部分等は難しくないかもしれません。その他のウェブデザインに関わる知識を問う問題は、ある程度覚えるしかないので、知らないと出来ない問題もありました。

練習問題や対策問題集と同じ問題が出ることが結構あるので、最後まで何度でも繰り返したのがよかったと思っています。テキストの学習が終わったのは試験2週間前でしたが、そこから集中して練習問題、対策問題、過去問題の順に解きました。最後の1週間では、間違いやすい部分、苦手な部分をチェックして、そこを何度も繰り返し学習しました。

試験の流れ

午前中が実技、午後が学科試験でした。お昼が挟まるので、他の受験者の方もコンビニなどで用意してきていました。最初に受付した場所で実技試験会場への入室可能時間がくるまで待ち、時間になってからPCが置いてある実技試験会場へ移動しました。

試験官の説明が始まるまでは、手持ちのテキスト等を読んでいることができます。個人的には、説明が終わってから試験が始まるまでの時間が長くかんじました。何もすることがないのでぼんやりしていました。

終了してお昼休憩となります。会場によりますが、昼休憩ができる部屋があったり、試験会場となる室外のロビーのようなフロアにいたり、各々休憩を取っていました。11時半に実技が終了し、12時から学科試験の説明が始まるので、あまり時間はありません。

実技の試験は、集中しているためか終了時に普段PCを見る以上に目や頭に疲労感があるので、私は軽食とチョコレートを食べていました。

午後の学科試験では、マークシート方式で回答欄を塗りつぶしました。ケアレスミスがないように気を付けました。45分間の試験なので、1問2分弱程度で回答していくことになります。分かる問題はどんどん終わらせて、後から考えたい問題をやりました。
試験は、実技も学科も、開始30分経過後から受検終了10分前の間は退出することができました。

試験結果

試験が終わった時、実技は手応えがあまりありませんでした。できた、と思っていても、どこでどのように採点されているのかが分からないからです。

学科は、いくつか確実に回答できたか分からない問題があったので、合格点に達しているのか心配しました。試験終了後、ウェブデザイン技能検定のサイトに正答がアップされるので、それを見て確認してからようやく安堵しました。

大変だったこと

PCやインターネットにうとい私には、専門用語の意味をとらえるのが難しかったです。学習が進んでくると分かるようになってきますが、学科の学習開始直後はインターネット概論の部分で嫌になりました。

ネット検索で、初心者向けに分かりやすく説明しているサイトがあるので、自分が分かりやすい説明を探すのに時間がかかりました。それでも、1つの事について色々な説明を読んでいるうちに何となく理解が始まったので、何度も読んだり考えたりできたのは良かったです。

実技は、回答が提示されておらず自分で試行錯誤したので、本当に正解を導けているのか、試験でも正解の内容になっているのかが心配でした。

実際に合格してみて思うのは、勉強しておいたことは全て役立ったということです。ウェブに限らず、幅広い知識を学ぶので、普段の生活でも理解できる世界が広がった気がします。

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