私が短期間で看護師国家試験に合格した勉強方法

私が短期間で看護師国家試験に合格した勉強方法

短期間・集中的な勉強で看護師国家試験に合格することができました。この記事では、私がどのような勉強方法で試験を迎え、合格を手にしたかを記載していきたいと思います!

12月から勉強開始!

まず、私が試験勉強を本格的に始めたのは12月・・・2月の試験まで3ヶ月もないといったところでした。というのも、夏頃から大学で国家試験対策が行われていましたが、大失恋をした私は勉強に身が入らず遊び保けること数ヶ月。周りが黙々と試験勉強をしていることに焦り始め、危機意識を抱いたのが12月でした。そこから、私と試験の戦いが開始されました!

とりあえず参考書を買ってみる

私が使用していたテキスト「QB(クエスチョンバンク)」の問題集とレビューブック!購入したのはこれだけです。双方とも診療科別にまとめられているので苦手な科を集中的に使用することも可能、問題集は切り外しができるので、重—い問題集を運ぶ負担もなく、必要な部分だけ切り外して使用できます!とっても便利だし、レビューブックはのちのち就職しても使用しています。

過去問をとにかく印刷

過去問は学校で配ってくれることもありましたが、私はそれをどこに置いたかもわからず・・・なので、学校のパソコンでバンバン印刷しました。ネットで「看護師国家試験 過去問題」といれればすぐに検索でき、過去5年分ほどはすぐにでてきます。

キャリタス看護 過去問

準備は整った!何から始める?

まずは、過去問を1年分ずつ解いていきます。とりあえず、時間も本番同様の時間で。最初に解いた時は分からなさすぎる自分に絶望。点数も必須問題の40点は軽く下回り(30もいかなかった)、全体を通して4割も正解していないほどでした。

採点した後は1問ずつ答えの根拠を確認していきます。この時、私はレビューブックにガンガン書き込んでいきました。レビューブックは主要な事は書かれているのですが、細かい知識は書かれていないこともあり、自分でわかるようにイラストを使用したりしつつ書き込んでいきました。

大体最初は1つの過去問で3日間位かかっていたと思います。けれど、過去問が一番の問題集と言っていいほどです。ここで妥協せず、1問ずつ自分が納得するまで突き詰めることが大切です。

過去問題の後はレビューブックと問題集に

過去問を3年間分解いたあとは、一旦レビューブックと問題集に戻りました。QBの問題集も基本は過去問を総結集したものです。まずは、必須問題からです。これが40点以上取れないことには合格できない、門前払いということです。

模試結果も活用

学校で度々行われていた模試の問題も活用していました。模試はその年の傾向を予想して作られており、回答ブックも図形等を使用してとてもわかりやすい作りをしています。過去問のやり方と同じ方法で問題を1問ずつ確認し、必要な時は図形を切り取ってレビューブックに貼り付けたりしていました。

1日の時間配分

1日のタイムスケジュールは

  • 7時起床・8時図書館へ
  • 午前は必須問題を解く
  • 昼食・午後は一般問題を解く
  • 夕食・引き続き一般問題を解く
  • 午前1時頃就寝

というサイクルでした。朝早く起きれた時は6時ぐらいに起床して1時間程勉強してから図書館へ行くことも。睡眠時間は大体5〜6時間程、時々30分程昼寝の時間を設けることもしました。ぼーっとしたまま勉強しても頭に入ってこないので、時間で区切って睡眠をとっていました。昼食や夕食は1時間程しっかりとってリフレッシュ!平均すると毎日12時間程勉強していました。

試験が近づくにつれて不安が募る・・・

誰しもがそうですが、試験が近づくにつれて不安が増していくばかり。私は仲のいい友人と一緒によく勉強をしていました。問題を出し合ってみたり、10分だけ休憩をとってお菓子を食べながら雑談したり。1日中勉強ではやはり息が詰まってしまいます。

特に私は1人で勉強するとこれでいいのか不安が募るばかりでした。なので、できるだけ図書館に行って勉強をしたり、少しの時間でも休憩時間をとる、友人と情報交換をすることで不安を共有していました。

ギリギリまで同じ問題を何度も解く

私は過去問・QBの問題集・模試の問題だけしか手をつけませんでした。(というより手をつけられなかった・・・)変に新しいものに手をつけるとあれもこれもと自分がパニックになるような気がしてしまい、この3つだけをとにかく解きまくりました。QBの問題集に至っては、正解したものはどんどん捨てていくという強行手段に。もう後には戻れない、私は覚えたんだ!と言い聞かせて自分を追い込んでました。人によると思いますが私には特に時間がなかったのでこの方法で自分を奮い立たせてました。笑

試験当日

試験当日はレビューブックだけを持って試験会場へ。レビューブックはこの時、新品のものより約1.5倍程の厚さになっていました。とにかく自分のノートだと思いながら書き込んだり貼り付けたりしていたので、周りの友人のレビューブックも同じくらいの厚さの人が沢山!周りに仲の良い友達がたまたま座っていたのでリラックスして臨めました。

当日はとにかく何度も見直しをしました。マークシートなので1段でもずれたら一巻の終わりです。時間の限り何度も見直しすることをおすすめします!!

試験結果は・・・

試験結果は必須が44点、一般問題が191点で合格しました!その年は250点中160点以上で合格だったのでギリギリといえばギリギリでした。試験後、自己採点で多分大丈夫だろう・・・といった感じでしたが、やはり合格通知が届くまではなかなか安心できませんでした。

勉強方法の良かった点

私の勉強方法のよかった点は、いろいろなものに手を出さず、決めたものをひたすら何回もやり直す。そして根拠を突き詰めて勉強したことだと思います。なぜこの問題はこれが正解なのかだけではなく、他の回答がなぜ間違いなのか、までを確認していました。

何回もやり直すといっても、時間が限られていたのでせいぜい2〜3回といったところでしたが、徹底的に1つの回答の根拠を突き詰めていたので、案外広い知識を得たことに繋がったのかなと思います。

改善点

まずは、できるだけ早くから勉強すること。笑
これに尽きるなと思います。早くから手をつけるだけでは意味がないと思いますが、1年前から1問ずつでも解いていけば多くの問題に触れることができます。また、自分の安心感・余裕にも確実に繋がってくる。周りをみていて思ったのは、早めにスタートを切った人は自分の傾向・勉強の方法を早めにつかむことができます。勉強で大切なのは自分の傾向や向いている勉強方法を知ることだと思います。そうすればペースを掴めて、勢いに乗れます。

次に、模試の結果だけでもその場その場で根拠を掴みながら復習すること。早めからといっても1年前から集中して勉強を開始するのは難しいかと思います。

模試は試験の大体1年前程から始まるので、模試だけでもノートにまとめながらその場で復習することで「国家試験ってこんな感じなんだあ」と大体の流れを掴めます。私の場合は解いて回答をもらっておしまい、という事を繰り返していたので模試をうまく活用できていなかったなと今になって感じています。

勉強方法は一人一人合う・合わないがあると思います。私のやり方が必ずしも正しいわけではありませんが、私今から勉強して間に合うのかな・・・と思っている方、私もそう感じていました。勉強方法も沢山模索していました。そんな方に少しでも私の記事が役に立てればと思います。

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