作業療法士の資格を取得するまでの私の勉強方法

私は、クラスの中でも勉強は出来る方ではなかったのですが、なんとか作業療法士の国家試験を合格する事が出来ました。そして、現在は病院で働いています。私の、国家試験合格までの流れが参考になれば嬉しいです。

作業療法士の国家試験について

作業療法士の国家試験とは

作業療法士とは、病院や施設等でリハビリテーションを行うセラピストの事です。作業療法士の国家試験は、年に一度だけです。2月くらいに試験を行うのですが、大学、専門学校の卒業目前で受けることになります。そして、試験に受からなければ、決まっていた就職先に就けない事もあります。

就職先が就職を認めてくれても、作業療法士としては働けません。助手として1年間働くことになります。なので、作業療法士の国家試験は就職にも大きく響いてくるので、プレッシャーのある中での試験になります。

国家試験の難しさ

作業療法士の国家試験の合格率は、年にもよりますが、大体7割から8割程度です。私のクラスは30人のクラスだったのですが、3人は国家試験に落ちていました。そして、1度試験に落ちると、2度目に受かる方が、1度目に比べてかなり難しくなると言われています。これは、現役の学生との差だと思います。

国家試験対策を始めるまで

私の成績

私は、クラスの中でも勉強はできる方ではありませんでした。テストではいつも赤点で、再試験を受けていましたし、テスト後に順位が発表されるのですが、30人中29位、28位と下から数えた方が早いくらいの順位でした。大学の先生からも、「お前が試験に受かったらびっくりする。」と言われたこともあります。

私は大学生活を殆ど、アルバイトをして過ごしていました。アルバイトをして、欲しい服を買って、遊びに行くという生活を送っていて、この頃は勉強をする気が全くありませんでした。

勉強を始めたきっかけ

作業療法士の国家試験を受ける為には、大学の決められた講義を受け実習へ行かなければいけません。実習は実際の病院にいって患者さんを担当させてもらい勉強をするのですが、私の大学は1週間、3週間、9週間、9週間と4ヶ所の病院や施設へ行かなければなりませんでした。

そして、実際に実習へ行くと、勉強をしていない事がどれほどリスクのある事なのか分かりました。病院では実際に患者さんを担当させてもらうのですが、患者さんは脳卒中になり、発症3週間くらいの人が多かったのです。その人達は今から、3ヶ月程の間に良くなる事が多いです。

ですが、勉強のしていない何も知らない私が、リハビリをさせてもらう事で、良くならなかったらどうしよう。私より、病院の先生がリハビリをしてあげた方が患者さんの為になる。と考えるようになりました。そして、自宅では患者さんに病気や症状に関しての勉強を始めるようになりました。私は、実際の患者さんと触れ合う事で、勉強の必要性を学びました。

実習で成長出来た私

実習を終わると、すぐに大学で模試がありました。4回生の6月くらいに行った模試だったのですが、私はクラスの順位が30人中14位まで上がっていました。実習期間中に勉強をしていたので、少し分かる事が多くなっていたからです。いつも最下位に近かった私を知っていた、周りの友人は驚いていました。

作業療法士の国家試験対策が始まってから

勉強をする環境

次の実習が終わり、9月から本格的な国家試験対策が始まりました。まず、私の大学は勉強するグループ分けを行います。これは週1回行われる模試の順位で決定します。順位順で5グループに分けるのです。1番上のグループはどこで、どのような形で勉強しても良いのですが、1番下のグループは大学の先生の部屋の前で見張られながら勉強をする事になります。

上のグループに入りたい

この模試で1番上のグループに入りたかった私は、再び勉強を始めました。使用した参考書は、クエスチョンバンク 理学療法士・作業療法士国家試験問題解説です。かなり分厚い参考書なのですが、これを2周解きました。

方法としては、友達と一緒に行いました。このクエスチョンバンクの冒頭にも書かれている事なのですが、暗記は1人でするより、複数名で行う方が脳に記憶として残ると言われています。記憶の中で1番脳に残りやすいものは、エピソード記憶と言われるものです。あの時、こんな事言っていたな。こんな覚え方をしたな。とエピソードとして思い出すのです。なので、私は友人と声に出しながら、問題を交代で出し合って覚えて行きました。

そして次の日の朝に、昨日の復習を軽く行っていました。そして、グループ分けの模試があり、私はクラスでの順位は3位でした。友人は2位になりました。そして、1番上のグループでの勉強が始まりました。

作業療法士の国家試験対策から合格まで

グループのみんなは賢い人が多い

私のグループは、勉強出来る人が多かったです。普段からずっと勉強をしてきている人が多かったので、グループでの勉強はとてもやりがいのある物でした。分からない所は、その場で聞くとすぐに解決出来ますし、みんなが分からない所は全員で調べるのです。

この方法を行った事で、同じ問題を解く時には、あの時あの子が教えてくれた所だ。みんなで、調べた答えの所だ。と答えがすぐに思い出せました。この頃には、必ず1人ではなく、複数で勉強した方が良いと思うようになっていました。

国家試験当日

とても、緊張していましたが、受験票を大学で出したので、席の周りは同じ大学の仲間達が座っていましたので、とても安心して試験を受ける事が出来ました。試験は、午前100問、午後100問、合計200問の問題を解きます。

結果発表

そして、試験が終わり次の日に大学で試験の答え合わせを行いました。168点以上で合格なのですが、私の自己採点は198点でした。自己採点は10点くらいの誤差は出ると言われていたのですが、私の試験の結果は198点ぴったりでした。無事に合格する事が出来ました。就職先は実習先から声がかかっていたので、就活をする事もなく決まっていました。

国家試験を受ける方へ

勉強は必ず、2人以上でしてみて下さい。1人で行うよりも、記憶に残りやすいようになっています。そして、勉強の出来なかった私でも無事に国家試験を取得する事が出来ています。諦めないで頑張ってみて下さい。

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