中年おばさんの管理栄養士資格試験奮闘記

管理栄養士の国家資格試験を受けてなんとか合格する事ができました。といってもこの資格試験を受験した当時の年齢は40代の半ばを過ぎていまして、若い年代の人たちに混ざっての20年以上振りの受験でした。

何故その年で受験をしたかというと管理栄養士の資格がないことからリストラされたので、一念発起して受験勉強に励みました。勉強する事からだいぶ遠ざかっていた事や年齢的に記憶力はだいぶ落ちてしまいっていたので、現役の学生や若い社会人に比べるとかなりのハンディがある中での受験でした。中年女性はどのように勉強して試験を迎えたのか、その勉強方法をご紹介していきたいと思います。

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この年齢でどう勉強する?

短大を卒業してから20年以上が経過しており、国家試験の受験を決心した当時は仕事をしていたので、働きながら独学するのはまず無理と判断しました。

そうなると通信教育か管理栄養士の資格受験専門の学校に通学するという選択かをしなければいけませんでした。まだ若い20代後半にも働きながら通信講座で管理栄養士の資格を取得しようと勉強に取り組んだ経験があったのですが、仕事にかまけてレポート提出や添削指導を受ける事が長続きしませんでした。

そこで、今回は管理栄養士の資格試験の講座を設けているスクールを半年間受講する事にしました。その際は今までに貯めておいた貯金をはたいて授業料やテキスト代に充てました。

かなり高額でしたので、その分しっかり勉強して1発で合格しなければという強い意志を持って臨む事ができました。
そのスクールは夜間に行われていたので1か月程は仕事をしながら通いましたが、残業もあって十分に授業が受けられない事もあったので、仕事を辞めて勉強1本に集中する事にしました。

スクールでの授業スタート

最初の3か月はそのスクールから渡されたテキストを予習し、週2回の2時間半ほどの授業を受けて、まずは20年以上空白になっている専門分野の知識を習得する事から始まりました。学生当時と呼び名や名称、用語が変わっている物もあり、新しい専門用語も増えていて最初はすごい面くらってしまいました。

ですが、とにかく授業に参加して1つ1つ知識を蓄える事にしました。授業の無い日もテキストを読みあさり、授業を受けた後にはテキストと授業で書いたノートを再度熟読しながら勉強しました。言葉で理解できないときは図や表を自分で書いて、書きながらそのシステムや流れなどを把握する様にしました。

わからなければ何度も同じ図や表を書きたしながら記憶力がない分人一倍回数をこなして覚えなければと必死でした。

スクールのテキストには単元ごとにミニテストがついていたのでそれを解き、実力を確認しました。わからない問題や間違った問題は再度テキストを読み、ノートに正解と解説を書くなどして何回も繰り返しやりました。

試験の2か月前くらいからはやはりスクールで渡された問題集と過去問集を単元ごとに1日中取組みました。過去問集には3年間分の過去問が単元ごとにあったので、ペース配分をその日ごとに決めて実施しました。

最後のラストスパートの1か月は授業がすでに終了していたので、とにかく問題をこなすことに集中していろいろな問題(いろいろな言い回しの問題文)に慣れるようにしていきました。そうする事でどんな質問にも驚く事なく冷静に取り組めると思ったからです。

できるだけお金をかけずに勉強

退職しており、収入がないため参考書は買う余裕がなかったので図書館に行き、いろいろわからない点があれば調べて学び、試験問題がついている参考書があればその問題を解きまくり、間違ったところを調べて覚えるという作業をひたすら行いました。

図書館も場所によって保管されている物が違うので、1か所に決めるのではなく、近場もあれば少し遠い所でも自転車で行き、いろいろな図書館に行って勉強しました。午前中から図書館に行き、2~3時間勉強し、昼を挟んでまた勉強して、集中できなくなれば、図書館にある勉強には全く関係ない本を読んだりして気晴らしをしながらメリハリつけて勉強しました。

また、スクールにも自習室というのがあったので、そこにも通って勉強しました。
周囲には同じ資格や別の資格試験合格の為に自習している人がいたので、緊張感のある部屋で集中して勉強する事ができました。自宅で勉強するとなると家の中にはいろんな誘惑があるので、自分を律するためにも図書館や自習室をよく利用していました。

集中講座や直前講座を受ける

講座を受けると更に要点を絞り込んで解説してくれたのでお金はかかりましたが、受講しました。必ず単元ごとに問題もついていたので、その問題の間違った箇所は単元ごとに専用ノートを作成して覚え直しました。それを試験の直前まで読み直ししました。理解できているところも忘れてはいないか確認する事もしました。試験の2か月前からこの作業の繰り返しもしました。

試験とその結果は

当時の管理栄養士の試験は1日で行われ午前と午後にそれぞれ2時間30分ほどずつあり、9科目あって、200点満点(200問あり)で80%以上の正解で合格になるのでギリギリ160点でいいからとそれを目指して試験に臨みました。

今までやった事をすべて注ぎ込めるように気持ちを落ち着かせて1科目ごと試験をこなしていきました。午後からのある教科では自分の思っている以上に応える事ができ、手ごたえを感じ、これはいけるかも。と自信に繋がり、残りの教科もなんとか終える事ができました。

当日中に解答結果がでたので、急いで自宅に帰って答え合わせすると自己採点ではなんとかギリギリでした。しかし、結果を見るまでは不安で一杯でした。試験発表の結果はやはりなんとか合格する事ができました。

受かるためには?

やはり過去問を何度も繰り返しやる事ですが、どうしてその答えになるのかをハッキリ理解しないと解けないので、最初の数か月は基礎をしっかり学ぶ事が大切です。

また何度も何度も繰り返すことで似たような問題は解けるようになるのでありきたりなのですが、過去問をするのは効果的だと思います。そうすると重要点や必須な事が見えてくるのでお勧めです。

私の場合は年齢的な事もあり、また自分を追い込む事で勉強に力が入りました。仕事を辞めていたので来年もまた受験できるからという気持ちは一切持ちませんでした。ですが、勉強ばかりでは息が苦しくなるので、体を動かしたり、勉強の邪魔にならない程度の単発のバイトをしたりしてリフレッシュしながら試験期間を過ごしていました。そうする事で集中力を低下させずに継続させる事ができました。

難しかった事

それはやはりすぐにはたくさん覚えられなかった事です。記憶力が落ちているのを痛感しました。特に長いカタカナの用語が沢山あったので、長い用語を1つ覚えると他の1つを忘れてしまうので、呪文のように口にだしたり、何度も書いて声にだして覚えたりしました。この作業は自宅で行いました。

大事なこと

その試験が受かったら自分が何をやりたいか、どうなりたいかを考えて試験に臨むのが大事だと思います。試験に受かる事は重要ですが、そればかり考えていると模試などを受けて点数が悪いと焦ってしまったり、諦めてしまったり、点数に作用されてしまいがちになります。

そうなるとそれ以上の能力が発揮できなくなる可能性があります。そうではなく、資格を取得した後の自分に思いをはせると前向きにこれをやりたいから頑張ろうと勉強意欲を維持していく事ができると思います。

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