初心者の私が独学で簿記3級に合格した勉強法と勉強時間

専門知識の全くなかった私が、独学で日商簿記3級に合格するまでの経緯をまとめてみました。

 試験を受けることになった経緯について

簡単に説明します。夫の転勤でそれまで勤めていた会社を退職した私は、持て余す時間を何か有効活用できないかと考え、資格取得の勉強に充てることにしました。ネットで調べたところ、こういったケースで主婦におすすめの資格はいくつかありましたが、計算や会社のお金の流れに漠然とですが興味があり簿記を選択しました。
勉強を開始してから受験するまでは半年ほどだったかと思います。家事やパートの合間に勉強していましたが、期間としては十分だったかと思います。

 勉強前の専門知識は?

皆無です。大学は文学系で経済学のケの字もなく、就職も経理のケの字もない仕事でした。そもそも仕訳とか、勘定科目ってなんだ?っていうところから始めました。

 簿記3級の資格勉強スタート!

ステップ1.テキストにインデックスを付ける

資格試験の勉強はほぼTAC出版の「スッキリわかる 日商簿記3級 第7版」を使用しました。テキストと問題集がセットになったもので、全く知識のない私が基本から勉強するのに最適なものでした。

簿記ではまず、簿記・仕訳の基本から、勘定科目とそれの仕訳の仕方を学習します。それらを身に着けた上で帳簿へ記入し決算、帳簿の締め切り、という流れを順番に勉強していく必要があります。勘定科目はさまざまなものがあり、テキストもそれに応じてさまざまな項目があります。

私はまずテキストの中に沢山ある章(例えば、第1章「簿記の基礎」とか)ごとにタイトル名のインデックス(前述の章であれば「簿記の基礎」とインデックスシールに書いて、ページの先頭に張る)をつけて、テキストを使用しやすくしました。

こうすれば自分はこれだけ勉強する項目がある中で今この位置にいるんだということが一目でわかりますし、テキストのここの部分が読みたいと思ったときにすぐにインデックスでページを探すことができます。勉強する上でとっても使いやすかったです。

ステップ2.テキストを読む

テキストを読みます。簿記は専門用語や基本のルールがあり、それをしっかり身に着けた上で問題を解くことになります。初めて見る言葉で、大事だと思ったところには蛍光ペンでマーカーしながら読み込みました。またテキストには仕訳が沢山でてきます。読んで頭でイメージするだけではなんとなく分かりにくい・・という場合は、読むだけではなくノートにテキストの仕訳を写して書いたり、電卓で計算してみると理解が深まりました。

ステップ3.問題を解く

テキストを読み込んだらその後問題を解きました。前述のテキストはテキストの後ろのページが基本的な問題になっており、知識が定着したかどうか試すのにぴったりでした。テキストは章やテーマごとに問題が設定してあるので、章やテーマを読み終わったら、すぐにそれに対応する問題を解いていました。その方が定着すると思います。

ここで問題を間違えたということはまだ知識が身に付いてないということですから、必ずテキストに戻って該当部分を復習しました。さらに、間違えた問題には○とか△とか、印をつけておくようにしました。

全部の項目が解き終わったら、また最初から問題を解き始める、という具合に繰り返していきます。このテキストを読む→問題を解く→間違える→テキストに戻って復習、ということを繰り返してやっと知識が定着してきました。

繰り返して問題を解いていると、沢山間違えた印の付いている問題というのが出てきます。それが自分にとって間違えやすい項目、分かってない項目だということが把握できるので便利です。時間があまりないときなどはそういった箇所を重点的に勉強しました。

ステップ4.過去問を解く

資格の勉強期間ではステップ3,4を繰り返し行うことにほとんどの時間を費やしました試験の1ヵ月前を切った位からは、過去問を解き始めました。受験のときと同じようにタイマーで時間を計って静かな場所で解くようにしました。3,4回位やったかと思います。ここでも問題を間違えたら、テキストに戻って復習し、仕訳や用語をノートに書き写したりしました。

試験と試験結果

試験当日

私はかなりのあわてんぼうなので、とりあえず電卓を持っていくのを忘れないように気を付けました!(笑)試験時間は120分ですが、そこまで時間的な余裕はありませんでした。解き終わった後、ざっと全体を見直す位だったかと思います。とりあえず全問解くことは出来たので、あとは結果を待つのみでした。

合格発表

ネットで受験番号が発表されました。受験場所によると思いますが、合格証は希望者が1年以内に商工会議所へ行けば発行してくれるようです。私は行きそびれてしまいましたが・・・。自力で基礎から勉強し掴んだ合格だったので、嬉しかったです。

難易度について

そこまで難しいとはされていない試験のようですね。受験者の年齢層も試験当日ざっと見た限り高校生から自分より年上の方までさまざまだったと思います。
ただ前述のとおり簿記独自の用語やルールが存在します。まずこれらの基本を徹底的に定着させることが必要かと思います。それを身に着けた上で帳簿への記入や決算の処理が可能になります。

もともと専門知識のない方、勉強から遠ざかっていた方にとっては定着するまでがなかなか大変かもしれませんが、テキスト読む→問題を解く、という流れをできるまでこつこつと繰り返していけば、独学でも確実に身に付くと思います。

簿記試験に必要なもの

筆記用具、ノート、それから電卓が必須です。
テキストは前述のものが初心者の私にも使いやすく、分かりやすくてよかったです。これに過去問の問題集を1冊購入しました。これで十分だったと思います。

また簿記は表に記入する問題があります。試算表や精算表といった、自分で仕訳・計算をしながら表に書き込んでいく問題です。この表に書き込んでいく問題の解答用紙もテキストに付いているのですが、繰り返し勉強することを想定し、この解答用紙は何部かコピーして使用しました。こうすれば間違っても繰り返し学習することができます。

資格取得後は会計事務所に勤める

会計事務所にパートとして勤めることができました。3級は会計の基本中の基本を学ぶようなものなので、事務所の中でも簡単とされる仕事をしました。分かりやすいお客様の月次会計を行う仕事です。例えばお客様が付けた帳簿を見て、自分で勘定科目に仕訳をして、それをパソコンで入力する、といった作業です。

簿記で勉強した仕訳、勘定科目を役立てることができました。事務所の中では簡単な仕事だったと思いますが、簿記を勉強しなければできなかった専門的な仕事だったのでやりがいを感じることができましたよ。

もっと上の段階、例えば日商簿記2級取得者の方などは、1年間分の決算処理を行ったりと本格的な会計業務をやっていらっしゃいました。また会計事務所ではなくても会社の中で経理の部署に属して仕事をする道もあるようです。

以上が私の簿記3級取得までの体験記です。全く専門知識のない分野の勉強でしたので、新しい世界を見ることができ楽しかったですよ!会計は日々の仕事で不可欠な分野なので、勉強して損はないと思います!

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