日商簿記2級に独学1ヶ月で合格した私の勉強方法と使用したテキスト

日商簿記2級受験の2か月前に日商簿記3級に合格したばかりというレベルでしたが、勉強期間1ヶ月、独学でなんとか2級に合格することができました。

短い期間でも日商簿記2級に合格したい!という方は特に必見!私の日商簿記2級合格体験記をご紹介いたします。

合格のために使ったテキスト

私が日商簿記2級にむけて勉強するために購入したテキスト、問題集は全部で3冊です。資格のためにあまりお金をかけたくなかったというのもあり、いろいろ調べた結果、以下の3冊に厳選しました。

  1. 簿記の教科書日商2級商業簿記第6版 (みんなが欲しかったシリーズ)/滝澤ななみ/1500円
  2. 簿記の教科書日商2級工業簿記第4版 (みんなが欲しかったシリーズ)/滝澤ななみ/1200円
  3. 平成29年度版 日商簿記検定模擬試験問題集2級商業簿記・工業簿記 /実教出版企画開発部/1000円

2つめのテキストは主に試験範囲の内容を把握・理解するために使い、3つめのテキストは実際の試験に備えて実践力をつけるためにつかいました。2つめのテキストの筆者さんの著書は図説が多く、見やすくてわかりやすいので、日商簿記3級やその他の資格試験用にもよく使わせてもらっています。

3つめの問題集は、1冊で商業・工業簿記の問題演習が短期間でできるもの、という条件でいろいろ探し回って見つけた1冊です。

書店で販売されている問題集は、たいてい商業と工業が分かれていて、値段はだいたい1000円前後、それぞれのボリュームもそれなりに多いことがほとんどだと思います。満点を目指してガッツリやりこむならそういった問題集を購入した方が適切かもしれません。しかし、私は短期間で(しかもあまりお金をかけずに)合格したかったので、こちらの問題集を選びました。

受験勉強のおおまかな流れ

つぎに、合格のために1か月間どのように過ごしてきたかという大まかな流れをご紹介します。全部で6フェイズです。

  • フェイズ1:テキストをひと通り読み込む
  • フェイズ2:テキストについている簡易問題をひと通り解く
  • フェイズ3:問題集に手をつける
  • フェイズ4:解答を見ながら問題集を解く
  • フェイズ5:テキストの簡易問題を自力で解けるようになるまで繰り返す
  • フェイズ6:問題集を自力で解く

各フェイズの詳細は以下に説明していきます。

フェイズ1:テキストをひと通り読み込む(1週間)

まずはテキストをひと通り読み込みますが、目次から見ていきましょう。どのくらいのボリュームがあって、内容がどんなものかざっくりと把握します。

フェイズ2:テキストについている簡易問題をひと通り解く(3日)

すぐに解けないところは、解答を見ながら解いてOKです。このフェイズでは1つの問題に時間をかけるよりも、どんな問題が出されてくるのかを把握することが大事です。

フェイズ3:問題集に手をつける(1日)

模擬試験のような問題を1・2回分手を付けるだけでOKです。たいてい全然解けません。私も間違いだらけでまったく解けませんでした。
ここでテキストをひと通り目を通し終えているはずなので、結構な絶望感を味わいますが、大丈夫。ここからです。
実際の試験の流れや大問の傾向が把握できれば良しとしてください。

フェイズ4:解答を見ながら問題集を解く(5日)

ここでは自力で解くことを目標とせず、解答を見たりヒントを得ながら問題を解けるようになることを目標としてください。

フェイズ5:テキストの簡易問題を自力で解けるようになるまで繰り返す(~1週間)

フェイズ4までを終えると、おそらく問題の傾向や解き方がわかってきているはずなので、テキストの簡易問題くらいは結構解けるようになっていると思います。
あとは、自力でこれを解けるようになるまで繰り返して粛々と身につけていきます。

フェイズ6:問題集を自力で解く(1週間~)

最後のフェイズです。ここまでくると、自力でも問題集が解ける箇所が結構あると思います。
しかし、完全に解けるようになるためにもう1週間ほど、問題集を今度はじっくりじっくりやりこみましょう。

勉強時間

1日当たりの勉強時間は、平日でだいたい3時間ほど、休日は時間がある限りやりこんで多い時では7-8時間くらいでした。
もともと大学受験などで勉強をがっつりやるタイプだったので、あまり苦ではありませんでした。大学受験なんかよりは全然勉強する期間が短いので、そう考えると1ヶ月くらいは頑張ろうという気持ちになれました。

試験当日

日商簿記2級の試験はお昼過ぎから始まって、試験時間2時間ほどで終了です。午後からの試験のため、午前中に最後の確認ができるのがよかったです。
試験中は試験問題を解くのに必死になってしまうかもしれませんが、自分の解答や仕訳をしっかりメモしておくことをお勧めします。問題用紙、解答用紙の他に計算用紙が配布されると思いますが、その計算用紙をうまく使って、試験後の解答速報との答え合わせや自分が間違えたところを復習できるよう、自分の解答や仕訳を振り返ることができるようにしておきましょう。

試験後

試験が終わり、他の受験者たちの様子をうかがってみると、「難しかった」とか「あそこが全然わからなかった」というネガティブな声が聞こえてきました。肝心の私の手ごたえは、「難しいところがあった。けど、合格はしているはず!」でした。

難しくてどうしてもわからないところが2、3か所くらいありましたが、あとはだいたいテキストの中にあった簡易問題をひねったものや、問題集で解いた問題に似たような問題ばかりだったので、大問5問中で4問はまあまあ自信をもって解答できました。難しかったのが連結仕訳の問題で、細かいところがあいまいになって答えられませんでした。

試験終了後、しばらくしてから資格試験の予備校・専門学校などのサイトを見てみると、解答速報がアップされてきます。
一応合格の自信はあるものの解けなかったところがあったことが不安になったため、計算用紙のメモと照らし合わせながら答え合わせをしました。

答え合わせの結果、自己採点は合格
日商簿記では解答しても点数がつくところとつかないところがあり、予備校や専門学校でアップしてくれている採点基準はあくまでも参考なので、もしわからなかったところの配点が大きかったら…という一抹の不安を持ちながらも一安心しました。
数週間後に合格発表がなされましたが、結果は96点。思ったよりも点数が取れていたので、安心感と満足感で1か月間の受験期間を終えました。

私が大事だと思うこと

受験勉強において私が大事だと思うことは、問題を繰り返し繰り返し解いて身にすりこむことです。手あたり次第よさげなテキストや問題集に取り組むのではなく、1つのテキストや問題集をしっかりインプットすることが大事だと思います。試験というのは範囲が限られたものですから、広く浅い(薄い)知識よりも、狭くても深く理解しているところがあれば、試験中の思わぬ理解やひらめきにつながる可能性がとても高いと思います。

まとめ

すでに日商簿記3級を持っている人でも、2級になるとなかなか難しい内容が含まれてくるので、相当センスのある人でなければつまづくことも多いと思います。つまづくとちょっとモチベーションが落ちてしまうかもしれませんが、3級に比べて2級の合格率はぐっと下がるので、2級に合格できた時の喜びや達成感(それと優越感)は格別です。合格の先にあるものを目指して、限られた試験勉強期間を精いっぱい走り切ってみましょう。

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