日商簿記二級に子育てしながら約6ヶ月間の勉強で合格!

3歳の男児を育児中の主婦が日商簿記二級の資格試験に合格した体験記です。

今後の社会復帰に備えて何か資格を取っておきたいと思い、簿記2級の資格受験を決めました。マザーズジョブステーション(職業案内所)の職員さんに、事務系の仕事をするなら持っておくべき資格はこれだと教えてもらったからです。

ちなみに社会人時代に簿記3級を受験に挑戦し、失敗をした経験があります。
どうせ受けるなら2級に挑戦してみようと思いました。

使用したテキスト

「すっきりわかる日商簿記2級 商業簿記」
「すっきりわかる日商簿記2級 工業簿記」
「すっきりとける日商簿記2級 過去+予想問題集」
以上3冊です。

このシリーズを選んだ理由は、解説がわかりやすく読みやすい文章だと感じたからです。この3冊があれば試験準備は充分に出来ると思います。ただ年度毎に出題内容や範囲などが変更になることがあるので最新版を手に入れることは必須です。

専業主婦の身であるので友人が以前に使用していたものを借りようと考えていましたが、出題範囲が大幅に増えるという情報があり、痛い出費ではありましたが最新版の購入を決めました。

合格までの期間

勉強期間はおよそ6ヶ月です。途中何度となく逃避期間があったので、実質の期間は5ヶ月くらいかもしれません。

勉強時間

開始当初は1日2時間以上と決めていましたが、子育て中の身なことからなかなか予定通りに勉強を進めることが出来ませんでした。思い通りに時間を作れないイライラからいつの間にか子どもに当たってしまっている自分がいました。

今思い出したら全く自分勝手な行動で幼い子どもにかわいそうなことをしてしまっていたと思います。子どもに気を遣わせるくらいなら勉強なんてするなと旦那にも注意をされ深く反省し、まずは子育て・家庭第一優先であることを念頭に無理をしないように心掛けました。

息子と一緒に過ごす貴重な時間は無駄にしたくなかったので、平日は子どもが寝ている間を勉強時間に当てました。息子はお昼寝を1時間程してくれるけれど、寝ている間も私に触れていなければすぐに起きてしまう子だったので、お昼寝中は息子の隣で横になりながらひたすらテキストを熟読していました。

もちろん疲れて一緒に寝てしまうなんてこともよくありました。また、子育てに影響が出るといけないので、0時以降はなるべく勉強しないようにして寝不足にならないように気をつけました。休みの日は旦那が息子を公園に連れて行ってくれるなど、勉強時間を作ることに協力をしてくれたので本当に有難かったです。とにかく少しでも1人の時間があれば本を手に取っていたので、実質の勉強時間はわかりません。

勉強方法

始めの3ヶ月はテキストを熟読+問題を解くを繰り返しました。商業簿記7:工業簿記3の割合で同じ問題を繰り返し解きました。残りの3ヶ月は過去問と予想問題を解答を覚えるレベルになるまで、ひたすら解いていました。間違えた箇所や苦手な問題はチェックして重点的にやりこなし完璧に解けるようにしました。

私は学生時代から紙に書かないと覚えられないので、ストックしてあったコピー用紙の束が半分以上無くなってしまい、夫が使い過ぎだと驚いていました。

もちろん丸一日予定が入ったり、旅行に行ったりするなどして勉強時間を全く作れない日や、家事育児と勉強の日々に疲れてしまいモチベーションを保つことが出来ず1週間〜2週間ほど手をつけなかった時期もありました。

モチベーションを保つことは本当に難しいことです。必要に迫られないことにも関わらず続けて努力できる忍耐力は私にはないと分かっていたので、勉強を始めた当初に受験日を決めました。早い段階で受験料を振り込んでしまい、周囲の人間に受験することを公表することで逃げ道を作れないように自分を追い込みました。絶対に落ちたくない!この日に絶対に合格しないといけないんだ!と自分に言い聞かせていたので、受験日の1ヶ月前からは自分でも信じられないくらいの集中力を保って机に向かっていました。

受験日当日

まず会場前のロビーに着いて、私は場違いな所に来てしまったのかもしれないと感じました。受験者のほとんどが如何にも頭脳レベルの高そうな様相で、私の外観と言えばやや明るめの茶髪につば広帽子とワンピースで、避暑地にでも来たかの様なその場に全く似つかわしくない格好で来てしまいました。

雰囲気にのまれないようにどうにか気持ちを落ち着かせて会場に入り、試験が始まりました。初めて簿記の試験を受けた時は、周囲の受験者の電卓を弾くスピードと途中退室者の多さに圧倒されて思う様に集中出来ませんでしたが、今回は同様せずに落ち着いて問題を解くことが出来ました。

試験直後の感想

試験時間内ギリギリまで見直しをしていましたが、自信は相変わらずありませんでした。でもやりきった気持ちがあったので、もしこれで落ちていたら次回受けたとしても合格は出来ないだろうと感じいました。

試験問題について

沢山の過去問題を繰り返し解いていたからか、試験問題は過去の問題に比べて簡単なのではと感じました。
商業簿記については、テキストに載っていなかった問題も出題されており、それに関しては全くわかりませんでした。解けそうな問題を確実に正解するために時間を割きました。

商業簿記の方が出題比率が多いですが、工業簿記の問題の方が解答に時間がかからなかったので、個人的にはラッキー問題だなと思いました。工業簿記の勉強には時間を掛けない人も多くいるみたいですが、しっかりと勉強しておけば商業簿記に比べて容易に点数を稼ぐことができるのではないでしょうか。

合否通知書が届いた日

ネット申し込みをした方はインターネットで合否を確認できますが、私は窓口で申し込みをしたので、葉書で通知書を受け取りました。

その日はポストを朝から何度も確認していましたが、結局届いたのがお昼をだいぶ過ぎた頃でした。合否通知書を手にした瞬間に落ちたんだと直感しました。なんせ葉書の裏には次回の試験日がご丁寧に記載されてあったからです。

腰が砕けてしまいそうになりながら千鳥足で部屋に戻り、中身を確認しない内に、親に電話をしました。しばらくの間慰めの言葉をもらっていましたが、とりあえず確認だけでもしろと促されました。恐る恐る目隠しシールを外すと、90と合格の小さな文字が目に飛び込んできました。疑いの気持ちを拭えないまま何度も何度も見直しましたが、やはり合格出来たみたいでした。しかも90点も取れたなんて信じられませんでした。安堵の気持ちが押し寄せて泣いてしまいました。

試験に受かるためには

10年ほど前のこととは言え、一度簿記試験に落ちているので、合格出来る自信を持てませんでした。でもこの苦い経験があるからこそ甘い気持ちを持たずに勉強に励むことが出来たのだと思います。
一度試験を経験していることは大きく強みになりました。

正直、3級の試験の時はたかが簿記だと舐めていました。テキストも下調べせずに本屋さんで適当に安い値段のものを選び、入り口から失敗しました。試験会場の雰囲気にのまれてしまったことも合格出来なかった一因です。

確実に合格するためには

・評価の高い最新版テキストと問題集を選ぶ
・会場の雰囲気を知っておく
(一発合格でなくとも試しに一度受けてみるのはお勧めです。経験者に聞くことも一つですよね)
・覚えるレベルになるまで繰り返し問題を解く

これ以外に私が言えることはありません。

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