POP広告の資格試験における勉強法と試験における大切なこと

皆さんは、POP広告というのをご存知でしょうか?スーパーや書店などで見かける、あの手描きの可愛らしい広告です。これがあるかないかでは、売れ行きがかなり変わる事もあるぐらいなんです。私も地味だとは思ったんですが、あまりにも可愛らしい広告と、この資格を取ったらフリーでも働けるかなと思い、資格習得を考えました。

通信教育で勉強することに決める

まず考えたのはここでした。他の資格と違い、参考書がたくさん売られている訳ではないし、売っていてもなかなか内容までちゃんと書いてあるのは少なくて、結果としては通信教育で勉強する事にしました。教材も分かりやすかったですし、小テストのような物もあったので、試験を受ける前に力量を測る事が出来るかな。と、思ったんです。

結果としては、通信教育を受けておいて良かったです。分からない所は質問出来ますし、ある程度、試験の予想も出来たので。もし、独学だったらちょっと合格への道は遠かった気がします。

勉強は意外と難しい

想像していたPOP広告の勉強とはなんだか違いました。てっきり広告を描くだけだと思っていたんですが、学科試験もあるらしく、販売促進の方法照明の事、またPOP広告の種類なども勉強しなくてはいけなくて、かなり驚きました。

ですが、販売促進の勉強は思いのほか楽しくて、どうすれば顧客を集められるかや、どうすれば顧客がもう一度足を運ぶ店を作れるかといったマーケティングの勉強にもなりました。ただ、専門用語が多かったり、POP広告の種類があまりにも豊富で覚えるのが大変だったりと、意外と苦労しました。

販売促進の方法は何度も何度もテキストを読んだり、ノートに書き溜めたりして覚えました。

手の癖とマーカーの使い方に苦労する

何よりも大切な事は技術を磨く事です。何せPOP広告の売りは、何と言ってもその文字の美しさにある訳ですから。まずはボールペンやサインペンであらゆる文字を書きました。まずは手慣らしというやつです。変な癖があると、それはもうPOP広告には不向きなので、何度も何度もゴシック体と明朝体を書き続けました。

さすがに手の癖はなかなか治らず、その癖を治す事に苦労しました。そして、もっと苦労したのがマーカーの使い方です。エッジを効かせるのですが、コツを掴むまでは線が曲がったり、色がかすれたりして、かなり苦労しました。ですが、一度コツを掴むと意外とその後は楽で、スイスイ描く事が出来ました。

しかし、平筆の扱いはもっと難易度が上がります。もともと使った事がない道具なので尚更です。まずは毛先をカッターなどで揃え、自分が使いやすいように調節するのです。ここはかなり重要です。道具が使いづらければ、それだけで失敗する作業です。まずは自分がいかに使いやすい道具にするかにかかっているのです。

レイアウトの勉強は街を散策する

道具を使いこなす事に成功したら、次はレイアウトの勉強です。文字は何時間も書けば上達されますが、レイアウトだけはそうはいきません。自分の才能がすぐに現れる箇所です。いろいろ描いたし、知り合いに見てもらい、第三者の意見を聞いたりもしたんですが、何かが違うのです。

そこで、とにかく街へ出る事にしました。スーパーや書店、レンタルビデオ店などに直截足を運び、それぞれの個性を勉強しました。やはりスーパーなどは家族連れの方を想像してか、かなり華やかな色をチョイスしている所が多かったです。それと、値段が分かりやすいように「これでもかっ」とデカデカと描いてある物も多かったです。

対して書店の場合は、本の内容をびっしり書いてある所が多かったです。ネタバレにはならない程度に書いてあるのが絶妙に上手い所があり、こういう書き方もあるんだと勉強になりました。そして、レンタルビデオ店は、やたらとタイトルを目立つように書いてある所が多かったです。

こんな風にいろんな店を見て歩くと、それぞれの個性やレイアウトを拝見する事が出来たので、良い勉強にもなりました。後は、心理的にどんな人がどんな色合いを好むかも勉強しました。赤や青などの原色は、相手に対してアピールをするのにかなり有利ですし、可愛い絵柄も、あまり目立ちすぎないように配置する勉強をしました。

POP広告の勉強は自分が想像していたよりもハードで、一日の大半はPOP広告の準備に費やしました。販売促進の勉強と、レタリングやレイアウトの勉強時間の上手なバランスを気にかけて、試験に臨みました。

試験は楽勝じゃない、緊張で手が震えました

学科試験の方は、正誤なので楽勝なんて思っていたら、そうでもありませんでした。引っ掛け的な問題もあったりして、何とか全部書き終えても何度か見直した方が良いです。現に私は二回見直しをして、五箇所の間違いに気がつきました。しかし、学科試験はたったの30分と短い時間なので、出来るだけ最初の二十分で書き切る事を目標にした方が良いでしょう。

あまりギリギリで解答欄が完成してしまうと見直す時間はありません。普段通りと思っていても、試験会場は緊張の連続です。時間は余分にとっておくといくのは、どの試験に対しても変わらないコツだと思った方が良いです。

そして、技術試験はもっと緊張します。失敗してはいけないというプレッシャーで、マーカーを持つ手が震えました。しかし、震えれば当然ながら字も震えてしまうので、この震えを抑える事に集中しました。また、周囲の音が雑音のように聞こえてしまい、それも集中力を落とす要因です。精神統一がとても大切だとこの時ほど実感した事はありません。

それでも何とかプライスカードやポスターを描く事には成功したのですが、160分なんてあっという間の事でした。ギリギリに何とか間に合ったので良かったのですが、思ったようには描けませんでした。もう少し時間の余裕を持ちたかったのですが、無理です。何と言っても時間がかかる作業なのです。いかに素早く綺麗に、そして見やすい広告を描くかで全てが決まる試験です。もっと練習しておけば良かったと何度も後悔しました。

試験で大切なのは平常心

今回の試験で感じたのは、何よりも平常心が大切という事でした。平常心がなければ、自分の実力なんて発揮出来ないのです。おまけに技術試験を伴う物は尚更です。もし、学科が満点であっても技術面で駄目だったら駄目なんですから。私が思ったのは、技術試験を受ける時にはまず誰かに見られながら練習する事をお勧めします。そして、出来るだけ雑音に慣れるという事です。

試験の間中、ずっと他の人のマーカーを動かす音や咳払いで気が散ってしまいました。私も、いつもの実力を出せたかと聞かれれば、正直出せなかったんです。少しだけ線が曲がってしまいました。これはかなり悔しかったです。
結果、100点満点中の65点というギリギリで何とか合格する事が出来ました。しかし、もしあの時の線がまっすぐだったらもっと良い点で合格出来たはずなんです。それを思うと今でも悔しくてなりません。

試験を終えての反省点としては、まず簡単な試験だと甘く考えていた事。出来る限りの勉強はしたと思っていても、気を抜いてはいけない事。試験場は決して静寂ではないと思っていないといけないという事。そして、可能であれば第三者に見てもらっての模擬試験を行うという事でした。

POP広告の資格を取ったからと言って、さすがにフリーの仕事は出来ませんでしたが、バイトの面接には受かりやすくなったので、取っておいて良かったです。

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