社会福祉士試験は、知識を増やしていけば必ず合格することできる試験です

社会福祉士試験は、知識を増やしていけば必ず合格することできる試験です

私は国家資格である社会福祉士に何とか合格しました。大学で4年間社会福祉を勉強し、在学中に一度落ちましたが諦められず、働きながら勉強し、翌々年に2回目を受験し合格しました。働きながらなかなか時間が取れない中でなんとか勉強し、合格することができた自分なりの勉強方法をお伝えします。

社会福祉士に合格するための勉強方法

主に過去問や模擬問題集を解き、間違えた箇所やわからなかったところをテキストで調べて深めていくという方法で勉強しました。1度目の受験の時に合格点には達していたものの、点の取らなかった科目が一つあったために落ちたので、そのようなことがないように苦手な科目だと思うものがあればテキストを読み、紙に何回も書くことによって覚えようと努めました。

また、間違った箇所をノートにまとめ、暇な時などにすぐに見ることができるようにしました。まとめる時間がない方は要点ノートみたいな小さなテキストを一冊持って置くといいと思います。

社会福祉士国家試験の受験勉強に使用したテキスト

使用したテキストは、中央法規の社会福祉士のテキストと模擬問題集、社会福祉六法です。問題集は何冊あってもいいと思いますがテキストは一つだけ参考にするテキストを持っておけばいいと思います。

社会福祉士国家試験に合格するために費やした勉強時間

約2ヶ月前から1日1時間くらいずつ勉強しました。働きながらだったので、まとめて1時間をとるのは難しかったので、通勤や休み時間もテキストを読むなどして空いた時間を有効活用しました。

社会福祉士の過去問を始めた時期

試験勉強を始めた当初から過去問を中心に勉強したので、過去問を始めた時期は勉強をし始めた2ヶ月前からです。一度に全て解くには時間がなかったので科目ごとに数日間に分けて解いて行きました。試験前には1〜2度時間を測って過去問を解き、どのようなペースで問題を解けばいいのかをはかりました。過去問を解くことに重点を置くのではなく、その後見直して間違えたところ、あっているところもなぜあっているのかを見て調べることを重点的に行いました。

社会福祉士の試験結果

試験時間中は、考えて解いていたらあっという間で手応えはあまりありませんでしたが、89点で合格しました。自己採点をしたらギリギリの点数で、年によって合格点が違うので合格通知が来るまで不安でした。しかし、なんとか合格することができました。

社会福祉士国家試験当日にしたこと

試験当日は必要な時計や筆記用具、自分が使っていたテキストを持って行きました。そして試験前に自分が一番不安な科目のみ目を通しました。もう十分勉強した、やりきったという方は直前にテキストなどは見ないほうがいいかもしれません。私は直前に見る用に不安なところ、苦手なところだけまとめたノートを作りました。

勉強をしていて難しかったところ

勉強をしていて難しかったところは、得意不得意に関わらずどの科目もまんべんなく解けるようにならなければいけないというところです。得意なところは忘れないようにすることと、さらに深めていくことを意識して勉強し、苦手なところはひたすら重点的に覚えるようにしました。人の名前が覚えづらかったので表にして誰が何をしたかを覚えるようにしました。

社会福祉士国家試験に合格するコツ

コツと言っていいのか分かりませんが、社会福祉士を受ける方は大学などで社会福祉について学んできた方たちだと思うので授業で習ったことを覚えておくということです。私も働きながらであまり勉強に時間を割くことができなかったのですが、合格できたのは授業で学んだ最低限の知識の上に自分で勉強した知識を積み重ねていった成果があったからだと思います。

勉強をする上で気をつけるべきこと

勉強をする上で気をつけなければいけないことは、社会福祉に関する制度や法律は毎年のように変わるので参考書は最新のものを使う方がいいということです。社会福祉六法も参考書として使っていましたが、それも最新のものをおすすめします。また、社会福祉に関する法律や制度の載っている新聞記事には一通り目を通しておくことをおすすめします。

合格するために大事なこと

合格するために大事なことは、数時間、数分でもいいので毎日勉強を積み重ねることです。働きながらだとなかなか時間を作ることが難しいですが、1日サボってしまうとずるずる何日もテキストに目を通さない日が続いてしまうことがあります

そうならないためにもこの時間だけは問題を解く、テキストを見る、というようにきちんと決めておくことが必要です。あらかじめスケジュールを立てておくのがいいと思います。

また、過去問をして点数が伸びなくても心配する必要はありません。間違った箇所があるということはそれを覚えればいいのです。設問の中の正しい答えだけでなく、間違った選択肢を見てそれはなぜ間違っているのか、正しい答えは何か、と掘り下げていけば知識が広がります。

社会福祉士国家試験受験後、後悔していること

合格をしてしまった今、特に後悔をしていることはありませんが。受験後、発表前まではもっと勉強しておけば良かったと後悔しました。なので、もう見るところがないというところまでテキストを見て、過去問や模擬問題を解く、というところまでできていれば後悔はしなかったかもしれません。

また、もっと勉強に時間を割くことができていればとも思ったので、試験勉強を始めて試験が終わるまでは、試験のことを第一に考えるようにしたほうがいいと思いました。

これから社会福祉士国家試験を受ける方へのメッセージ

社会福祉士は一般的には合格率はあまり高くありませんが、学校で社会福祉士を勉強してきた方にとっては全く想像できないほど難しいというものではありません。

コツコツ勉強し、知識を増やしていけば必ず合格することできる試験だと思います。そして、社会福祉士は合格したら終わりというわけではなく、そこで得た知識を仕事に生かしていくことが必要です。受験し、合格することに満足するのではなく、自分自身を高め、利用者のためになるように日々努力してください。

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