スキューバダイビングのインストラクター資格を得るまでの手順・勉強方法・費用は?

沢山の資格がありますが、スキューバダイビングの資格では、いきなりインストラクター資格を取得する事は出来ません。なぜならインストラクター資格はプロコースになる為、責任やリスクが伴います。

インストラクターになるまでの手順は?

現在活躍しているインストラクターも全員同じプロセスでインストラクター資格を取得しています。飛び級などはなく、最初はオープンウォーターダイバーコースから始まります。その後、アドヴァンスダイバー、レスキューダイバー、ダイブマスター、インストラクターの手順で資格を取得します。

細かく他のコースも分かれていますが、今回はインストラクターコースの資格取得について書きたいと思います。また様々な団体があり、コースの名前や値段設定は異なりますが、大まかな流れや、知識やスキルの内容は類似しています。今回は世界共通団体のPADIのインストラクター資格取得までの話を書きます。

インストラクターコースを取得するまでの時間は?

まずはインストラクターコースを受ける為にも沢山の勉強が必要です。受けるレベルに上がる為に、実力と知識を身に着けます。実力とは、自身のスキル、お客さんをガイドするスキルなどで、知識とはダイビングに関する知識全般から始まり、海の知識、生物の知識などです。

そもそも無資格からチャレンジしたとしても、自分の水中でのスキルが身についていないと、次のコースに進むことも出来ないので、インストラクターコースを受けれる状態にある状況の場合は、最低限のスキルを取得していると言えます。ですが、人それぞれ個人差がありますので、どれぐらいの時間で取得できるかは、個人の能力、どれだけ潜れる環境にあるのか、勉強時間、によって2ヵ月~数年単位で変わってきます。

勉強方法は教材を熟読することが一番

必ず必要な教材があり、その内容を熟読するのが一番の勉強方法です。それぞれのコースのテキストはすべて必要になりますので、前のコースを取得しても、何度も何度も最初から熟読する事をお勧めします。コースが上がるにつれて内容が高度になってきますが、前のコースの内容を理解していないと次に進んでも、さらに理解が出来なくなります。

試験内容は、水中スキルを教えることができるかどうか

インストラクターコースを受けるときの試験内容は、実際に生徒に講習をするシチュエーションで、自分がインストラクター役となり、様々な水中スキルを教える事が出来るか?を審査されます。ですので、一番最初のオープンウォーターコースを受けた際、またはこれから受ける方は、その時のインストラクターがどの様に教えているのかを観察するといい勉強になると思います。

水中では話す事が出来ませんので、オーバーリアクションやスレートと言われる水中で会話する板を使用します。その仕草や、使用方法なども観察するといいです。

スキルを磨くにはたくさん潜るのが一番

次に自身のスキルを磨く方法ですが、とにかくたくさん潜るのが一番です。最初は同じ場所でもいいと思いますが、ダイビングには、ビーチダイビングとボートダイビングの2種類があり、両方を十分に経験する事をお勧めします。

それぞれの注意点、エントリー方法など違いがたくさんありますので経験を積むことでスキルUPに繋がります。また日没前にエントリーし、日没後にエギジットするナイトダイビングも経験して下さい。体験できるチャンスが少ないダイビングなのでしっかりと勉強する事をお勧めします。

資格取得までの費用は100万前後

無資格から取得する場合は各お店によって値段が違います。ダイビングショップに確認をして、最初に値段を理解したほうが良いです。理由としてはかなり高額になるからです。お客さんとしてインストラクターコースまで取得する場合は100万前後かかると思って下さい。

100万の中には機材代や資格取得代も

この金額にはダイビング代、ダイビング機材代、資格取得代、が含まれます。移動代、宿泊代金などが入るともっと高額になる可能性があります。ですので、お客さんでインストラクター資格を取得する方はお金と時間に余裕がないと無理です。

それ以外でインストラクター資格を取得したい場合は、お店に就職するか、アルバイトとしてお手伝いをしながら資格取得を目指す方法が望ましいと思います。その場合は、給料から天引きされるのでかなりの金額が浮きます。ですが、すべてを天引きされるかはお店次第なので、自己負担する金額も出てきますので、事前にお店と交渉するか、しっかりと書面で契約書をもらう事をお勧めします。口約束だとあいまいになり、トラブルの原因になります。

インストラクター試験の内容とは?

インストラクター試験の内容は二つに分かれます。まずはIDC(準備期間)試験と、IE(本試験)です。IDCは、役2週間ほどで最後にテストもあります。要は本試験を受けるための試験と思って下さい。その後にIEがあり、これは各団体で開催日程が決まっており、その時期の試験を受ける予定の他の生徒さんも集まり大人数で受けます。

IEは学科試験と実技試験に分かれている

IEは二日で終わり、その場で合否が分かります。IEではまず学科試験、その後に実技試験と分かれていますが、すべてに合格しないと資格取得は出来ません。ですが一つでも合格した場合は次回の資格取得時に免除されますので、どれかに落ちたとしても全力で臨んでください。

合否はその場で分かる

それぞれのカテゴリーの合否はその場で教えてくれます。ある程度は準備期間の試験を担当したインストラクターがサポートしてくれますので、しっかりと信頼関係を結んでおくことが重要です。準備期間を担当できるインストラクターはコースディレクターと呼ばれ、インストラクターを指導できるインストラクターの事です。

本試験のIEでは団体から派遣された指導員が審査する事になりますが、緊張を最大限に抑えて落ち着いて行えば大丈夫です。実技試験の開催地などは事前に知る事が出来るので、もしも余裕があれば、下見をし、実際にダイビングする事をお勧めします。緊張から普段の実力が出せない生徒さんも多いので、どれだけリラックスして試験に臨むかが大切です。

まとめ

この様に、簡単に取得できる資格ではありませんが、取得時はかなりの達成感があります。なにより、目標であるプロのインストラクターになれた喜びは計り知れません。趣味で取得された方も、プロとして働きたい方も、資格取得はゴールではなく、スタートです。お客さんはインストラクターと言うだけでプロとして見ます。

今までは許してもらっていた事が「プロなんだからしっかりしなさい」となります。そして個人の努力でどんどん成長します。その反面しっかりと考えないで行動すると大変リスクを伴います。自分だけではなく、引率するゲストを危険にする場合が多々出てきますので、しっかりと考えて資格を取得する事が大切です。

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