需要のあるマイクロソフトオフィススペシャリストの取得

  • 2017.10.28
  • IT
需要のあるマイクロソフトオフィススペシャリストの取得

今はネット社会で、当たり前のように使われるようになったパソコン。転職するにあたり、面接時のアピールとしても有効な国家資格であるマイクロソフトオフィススペシャリストのExcelとWordを取得しました。今回はその取得までの流れ等をお話したいと思います。

誰でも始める事が出来る

マイクロソフトオフィススペシャリストの資格を目指そうと思ったのは、今の時代、どこの会社でもパソコンが使えなければ話になりません。しかも事務職を探していたので、基本的な操作はもちろん、ExcelやWordは使えないと仕事にも差支えがあり、学歴のない私にとっては不利だと思ったのがきっかけです。

学歴がないと国家資格は受けれないものもありますが、マイクロソフトの資格は特に規制もなく、誰でも受ける事ができます。受講から試験までも最短で数か月という短い期間で、お金さえあればなんとか取得までたどり着けると思いました。

パソコンのこうした資格は他にも色々あり、学歴がなくても取得でいるものが多いですし、これからはもっと需要が高まりますし、会社等でも必要とされるスキルです。まずは、取扱いのあるパソコン教室に相談に行きました。

パソコン教室の選び方

パソコン教室は街に色々ありますが、その教室自体が試験会場に指定されている教室もありますし、取扱いされている受講内容や費用にも違いがあります。しかし、1番に考える事は、自分が取得したい身につけたいコース、プラン、内容そのものがある事が必須であることです。長らく通う事も必要となる為、できるだけ通うにあたり支障がなく無理がない教室がおすすめです。

私の場合は、当時扱っている試験会場にも指定されている教室が自宅から車で30分のところにあり、週に2回通うのも仕事終わり等であると時間帯もギリギリで少し大変でした。

受講内容

まずは、相談に行った際に、ExcelとWordの最短取得の費用等を聞きました。両方で数万円というわけではなく、ExcelはExcelだけ、WordはWordだけに費用がかかり、合わせて10万円以上は支払いとなりました。

もちろん、その場で即決せずとも良く、しっかり比較検討してからでも大丈夫です。月謝制もありましたが、私は最短の日数の料金を一括で払い込みしました。そして延長日数はその時に応じて追加費用が発生。

もちろん、テキスト代も含まれています。時間帯は選べましたが、週に2回で、1回1時間程度3ヶ月以上は通ったと記憶しています。コースは資格取得コースや基本コース等ありましたし、他にもCAD等、ハイテクなものもあります。途中からの切り替えは難しいので、申込みをする前によく考えて自分に合うコースから始めるのがおすすめです。

どんな授業なのか

パソコンは1人1台、つまり、パソコンが埋まってしまうと駄目なので予約はしておかなければいけません。私の場合は、仕事終わりの6時以降~1時間の平日でした。比較的その時間帯はみなさん忙しい時間帯でもあり、予約も取りやすかったです。

そしてテキストを見ながらパソコンを使ってテキスト通りに作業したりします。わからないところは、挙手や先生を呼ぶ等して質問して教えてもらうスタイルでした。もちろん、パソコンが初めてという人の為に、テキストの最初の方は初歩的な内容も含まれています。

それが不要であったり、もっとハイテクな内容を受講した場合には、コースも選べるので、申込み相談の際に確認する事がおすすめです。テキストは3冊程度、厚さもありましたが、だんだんと高度な内容になっていき、先生を呼ぶ回数も増えていきます。でもしっかり把握しておかなければ、試験でどのような内容が出るのかはわからないので、細かいところまで聞いて、できるまでやる事が大切です。

試験までの道のり

恥ずかしながら、私自身パソコンは初心者級で、更に自宅にパソコンというものも保有しておらず、このパソコン教室でしかパソコンに触れる事ができず、予習や復習もできなかったんです。ですので、他の人よりちょっと難しいかと思っていました。

受講日数も最短で申込みしたものの、追加が大量に発生するのではないだろうかとか費用面の不安や焦りもありました。更に初心者級なので、専門的な用語やキーボードも指で早く打つ、全ての指を使う等もできず本当に合格までたどり着けるのか、途中で挫折するのでは、など通いながら色々思いました。

しかし、先生もとても良くしてくださり、パソコンを持っていない旨も伝えてあったので、少し時間が早めでも空いていれば始めさせてくれたり、専門用語も簡単にわかりやすく教えてくれたりとしてくれました。

試験でのポイントも試験が近づくにつれて教えてくれるようになり、2ヶ月過ぎた頃には、自分自身で言うのもおかしいですが、上達してきていました。ExcelとWordの掛け持ち受講は、みなさんやられるそうで、やはり基本となるものなので試験を受ける為という人も多いようでした。

テキストは、字も大きめで説明もわかりやすくなっていて、厚みはあれど早い段階で進める事ができました。試験日は、曜日や時間は決められていて、申込み予約をして当日を迎えますが、その時は先生はパソコンから離れており、自分とパソコンだけの戦いとなります。

試験用にパソコンに問題等が特別に組み込まれているようで、それを順番にやっていきます。合格点は100点満点中90点近くまで取得しないと合格できずだったと記憶しています。

合格した後について

合格したら、マイクロソフトオフィスから資格取得証明書が発行されます。証明書もちょっと立派な感じで、手にした時に頑張ったという気持ちと優越感が出ました。

ExcelとWordなので2通の証明書が発行されました。これによって履歴書等に堂々と記載しても問題はなくなります。合格した後、私の通っていたパソコン教室では、この先もずっと登録費が無料のパスを渡されました。会員登録する際にも費用が発生する教室もあり、私の通っていたところがそうでした。ただ、10年前に話ですので、今は会員登録や年会費等も無料でほとんどの教室がやっていると思います。

取得して感じた事

取得して感じた事は、この資格は、費用はある程度かかりはしますが、きちんと通い続けて内容も理解していけば必ず合格に導けるものだと思います。

また、自宅にパソコンがなく学歴もない、専門用語もキーボード操作やボタンの意味、使い方さえわからない私でも取得ができました。誰でも手軽に始められて合格を目指すには良い国家資格の1つだと思っています。

取得した後は、転職するにあたり、履歴書に記載し事務職の面接を受けましたが、やはりパソコン必須な世の中にありつつあったので、わかる人がいると助かるとの事で採用されました。資格でも国家資格という部分で、転職等には有利。

しかも難しい勉強が不要なのが良かったです。他にもCADやパワーポイント等色々ありましたが、また纏まった費用が貯まれば、受講して取得してみてもいいかなと思えるくらい、私自身には満足で需要が凄くあり、100%活用できる資格になりました。

これからの時代、もっとこうしたパソコンやスマートホン、タブレットといったものはハイテクになっていき、それに関するスキルは必要とされる時代になると思います。楽しみながら無理なく通って取得できるので、おすすめな資格だと思います。

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