私が宅建に受かるまでに行った具体的な勉強法

大学生のとき宅建に1度失敗し、2度目のチャレンジで受かった私。
失敗の原因と成功の理由を書いていきたいと思います。

1度目の失敗

講座に通っているという安心感がいけなかった

1度目の挑戦の時、私はTACの1回2~3時間、週に2回ある講座を受講していました。
時間帯は夜7時頃から開始のもので、学生も社会人も入り混じった、大人数の講座でした。
講座は1年計画のもので、合間合間に小テストや模試も挟み、説明も非常にわかりやすいものでした。

が、しかし。講座に通っているという安心感からか、私は受講中は勉強するものの、家ではほとんど勉強をしていなかったのです。疲れていた日は受講中に居眠りしてしまうなんてことも・・・。

小テストや模試ではすごく悪いわけではないけど、合格するかは微妙、という点が続いており、結果、1年目の試験では35点の合格点まで4点足りず、落ちてしまいました・・・。
余裕で受かるとはもちろん思っていませんでしたが、その時私は悟りました。集団で勉強すると自分は油断してしまう!ということを。
一度落ちたことで逆に悔しさが生まれ、二回目はきっちり受かろう!と心に決めました。

2度目の挑戦

独学にシフト

2度目の挑戦の時は、講座は受講しませんでした。
集団授業だと自分は油断してしまうというのを自覚したせいもありますが、当時大学生だった私には金銭的にも2年続けて通うのは厳しかったからです。

幸い、通っていた大学には一人ひとりのスペースがきっちり区切られた自習室が充実していたので、そこで独学を始めることにしました。図書館や空き教室で勉強することも考えましたが、友達と会ってしまうとおしゃべりしてしまうだろうと思ったので、それはやめました。

問題集と参考書は必ずしも同じシリーズでなくてもよい

2度目の挑戦開始時、私の手元には1度目の失敗の時に使っていたTACの参考書と問題集がありました。このTACの問題集は非常に優秀で、1度目の試験が終わった後、問題集と実際に出た問題を照らし合わせてみると、ほとんどの問題がこの問題集に同じような文体で載っていました。

しかもそんなにページ数も多くない。つまりこの問題集だけ丸暗記してしまえば、試験に受かることが可能なぐらいでした。
しかし、私は暗記が苦手だったこと、そして資格取得後の就職・実務を考えるとしっかり内容も理解することが必要だと思ったので、丸暗記はあきらめました。

TACの参考書はというと、こちらは数冊あり、しかも色も絵も少ない!講座を受講していた時だったら講師に色々質問もできたでしょうが、独学だとそういうわけにもいきませんので、参考書は新たに買い直すことにしました。

2度目は絶対に受かりたいが、なるべく楽に受かりたい・・・。そんな私の目に留まったのが「らくらく宅建塾」という参考書でした。こちらは宅建の試験範囲が1冊にまとめられ、しかも絵も入っていて大変分かりやすい内容でした。これだ!と思い、即購入。

2度目の挑戦は、「らくらく宅建塾」「TACの参考書」「TACの問題集」「1度目の試験の時の問題(つまり過去問)」という装備でスタートしました。

具体的な勉強方法

勉強をするにあたって、「1日何時間やる!」という風に時間で決めるのはやめました。時間で区切ってしまうと、たいして理解していないのに、「自分は何十時間も勉強した」と思ってしまいまた油断につながってしまうと思ったからです。
代わりに、「1日目次の1項目分やる」という風に決めました。1項目でしたら参考書の解説も数ページから多くて10数ページですのであまり苦になりませんし、自分が何を勉強しているのかということがわかりやすいです。

具体的な勉強方法ですが、まず「らくらく宅建塾」で1項目分の範囲を読み、重要そうな所にマーカーや印を付けます。次にTACの問題集を解きます。この時、間違えてしまった問題には付箋を付けておきます。そしてまた「らくらく宅建塾」に戻り、自分がどうして間違えてしまったのかを分析します。

暗記が足りていなかったのか、よく似た選択肢にひっかけられたのか、ケアレスミスだったのか、などです。

分析ができたら、また問題集に戻り、間違えた原因別に問題に印を付けておきます。私は暗記不足は「暗」、ケアレスミスは「ケ」というように簡単に書いていました。そうして週に一度、問題集に付箋を貼った所だけをまた解き直します。この時にまた間違えた問題があれば再び付箋を貼り、原因を分析します。

基本的にはこれを繰り返し、たまに「らくらく宅建塾」を読んでも説明が足りない・もっと知りたいと思うところがあれば、TACの参考書も開くようにしていました。
1項目の内容の量や難易度にも寄りましたが、大体1日30分~2時間ぐらいだったでしょうか。これを1度目の試験に落ちてから2度目の試験を受けるまで、時々さぼりつつもほぼ毎日続けました。

試験1か月前からの勉強方法

試験1か月前からは、再び問題集を最初から解き始めました。
問題集を解き、間違えたら付箋を貼り、それを再び解き、正解したらそれを剥がす・・・を繰り返しました。

そうすると試験本番直前には、ほとんど付箋が貼られていない問題集が完成します。
「この付箋が貼られていない所は、全部自分が正解したんだ・・・」と感慨深くなり、それが自信に繋がります。逆に付箋が残っているところは、自分がどうしても苦手な問題なんだと分かるため、試験が始まる本当に本当の直前の10分前ぐらいまで見直すことが出来ました。

ちなみにTACの問題集はそれ自体が過去問と予想問題から作られているため、わたしはあえて「〇〇年の過去問」という取り組み方はしませんでした。一度、時間配分を確かめるために1度目の失敗の時の過去問を実際の試験時間で解き直したぐらいでした。

試験結果

宅建は50点満点の試験ですが、毎年合格ラインは32~35点ほどです。
2度目の挑戦を終えた私の結果は・・・38点でした!

その年の合格ラインが確か32点程でしたので、自分ではかなり満足のいく結果となりました。
間違えたところはやはり自分が苦手としていた分野の問題、そして何度も見直しをしたはずなのにケアレスミスもありました。

受かったからよかったものの、やはり見直しは大事です。何はともあれ受かってよかった~!とこの時は本当に嬉しかったです。

1度目、2度目を振り返って

1度目の失敗、2度目の成功を振り返ると、1度目の時の自分がなんと怠惰だったことか・・・。最初から独学にしていれば無駄な時間とお金がかからなかったのにと思うこともあります。
しかし、1度失敗したから自分には独学が合っていると気付けたとも言えますね。これから宅建を目指す方には、自分が集団と独学、どちらが本当に合っているのかよく考えたうえで始めることをお勧めします。

資格取得のその後

私は大学在学中に宅建を取得し、その後不動産関係の企業に就職しました。
宅建という資格は就職活動ではかなり有利に働きましたし、就職した後も他の新卒より先に色々な仕事を任せてもらいました。

資格手当など金銭的なメリットもありました。また、宅建で勉強した内容と範囲がいくつかかぶる、簿記やFPの資格などの勉強にもスムーズに取り組め、そちらの資格も取得しました。宅建は簡単ではありませんが、本当に使える資格の一つと言えると思います。就職に役立つ資格が取りたい!という方にも、おすすめの資格です。

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