独学で宅建士の試験に一発合格!

1回目の受験で宅建士の試験に合格しました。
この資格は、職業上、どうしても必要な方もおられると思います。実務はこなせても、試験だけは別物で苦労されてる方もおられるとか。そういう方に少しでも参考になれば幸いです。

Photo by Terrah Holly on Unsplash

目指したきっかけと背景

私は会計事務所に勤務しており、この資格を取得すべき直接の理由はありませんでした。
しかしながら、関与先で不動産業の方や建設業の方がおられ、事業を行う上での法律的な事情を、ちらっと耳にする程度のことは多々ありました。

そういった、関与先と世間話やご相談を受けるようなとき、やはりある程度の知識はあった方が良い…と以前より考えていました。

それに加えて、個人的な事情で、ここ3年ほど、どうにもモヤモヤした生活を送っていたのです。
家族、親戚がらみの事情で振り回され、自分の思い通りにはならない生活ばかりした。
振り返ってみて「あれ?ここ3年ほど何していたんだろう?」と思ってしまいました。
だから、何か自分が「やり遂げた」という感じを欲していました。

そうして、宅建士にチャレンジすることにしたのです。

ド素人ならではの事情

ということで、私の現状は「本業ではない(ド素人)」でした。
ここで2点、重要な前提があるのです。
つまり知識は全くないということ。
そして、本業じゃないので、あまりお金をかけたくないということ。

どのような試験であれ、やはり学校に通ったり、通信教育を受けた方が合格に近道で確実であることは言うまでもないと思います。
宅建士も、もちろん数多くの学校が講座を開いています。しかし…なかなかの受講料なのですよ。学校に通うと10万程度でしょうか。これはとてもじゃないけど無理でした。

勉強方法するための準備段階

まず本屋に行き、たくさんある宅建テキストを吟味することから始めました。
テキスト選びで大事なことは、まず、自分の現状をよく分析することが大事だと思います。
人によってニーズは違います。
私の場合、ド素人だということから、「とにかくわかりやすい」が一番重要でした。
そこで、口語調で説明が進んでいくものを選びました。

会話があったり、文章も「~です」と、誰かに説明してもらっているような文体のものです。
(私にとっては)文字の羅列になっているような「要点をまとめたタイプのもの」は、あまり理解が出来ないと思うからです。
(もちろん、ある程度知識があるなら、(持ち運べる)コンパクトにまとまったタイプも良いかと思います。)

結局、本屋では、かなりのエネルギーを投じて、延々と吟味しました。
同じ項目のところを開いて、順々に読んでいき、どのテキストが一番わかりやすかったかをみていきます。
購入するまで、3時間くらいかかったかも(笑)
結局、ダイエックス宅建試験対策プロジェクト編の「ゼロから学ぶ宅建テキスト」にしました。

具体的な勉強方法

さて、勉強を始めてみると、本当に全く私は素人でした…(笑)
唯一ちょっとだけ知っていた民法以外は、始めて聞く話ばかりで、何が何やら。
ましてや、法令上の制限や宅建業法などは、しょせん自分に関係が無いので、あまり興味もわかず。(実務についている方は逆なのでしょうね。)

本を音読したり、本文を書いたりしてみましたが、あまり頭に入ってきません。
そこで、やっぱり誰かに説明してもらおう!とネットのサイトをサーフィンすることに。
驚いたことに、ネットでは、たくさんのサイトがありました。

しかも無料でダウンロードできるものも。
そこで、苦手な分野のところは複数のサイトからiPodにダウンロードし、通勤途中で聞くことに。
これは本当に大いに役立ちました。

声を出して確認

まず説明を聞いた後で、テキストを見て、「全文」理解できるまで読み込みます。
ここで、重要なことは、テキストの中で少しでもわからないことが無いよう、努力します。
よく、「ざっと読んで概要を理解する」と言いますが、そんなことは当たり前で、それでは合格できません。

テキストに書いてあることは、全部理解して、全部覚えている、というレベルに持っていく根性と気合いが必要だと思います。

テキストを読んでいるとダレてくるし、しんどいので、子供じみた方法かもしれませんが、とにかく声に出すことが重要だと思います。
文章を読んで「うん、うん、わかるで!」とか「え、何のこと?」とか「アレとつながってるんやな!」と。

そのうえで、自分が本当に理解したかどうか確認するために、自分で自分に説明することもいいと思います。
かなりアヤシイ姿だとは思いますが…(笑)

問題集と併用

そして、一つのジャンルが読み終わったら、問題集に取り掛かります。
この段階では、私は「一問一答」タイプのものがおすすめです。
「5つのうち1つを選ぶ」のは、もっと後で良いので、まず最初は「一問一答」をバンバン解く。
ここで、間違ったものにマルをつけます。

マルが多いと落ちこむ方が多いのですが、実は逆なので、ぜひ主張したい!(笑)
「問題解いて、正解した」のは、やらなくても良かった、ということなのです。
「問題を解く」ということは、「自分が理解していないことを見つけ出す」とうことなので、マルが多ければ多いほど、やった甲斐があるというこです。
間違いが多いほど、おっしゃー!と喜ぶ思考が大切です。

勉強時間について

一般的に合格するためには、目安として半年くらいかかると言われていると、聞いたことがあります。
私も実質5か月くらいかかりました。
結局、私はテキストと、一問一答、模擬試験タイプの3冊しか購入してません。
それを、テキスト読み込みと一問一答で4か月ちょい、模擬試験タイプのものを3週間くらいの配分でやりました。

得意・不得意があるので個人差はあると思いますが、机に向かった時間は100時間~120時間くらいかな。
これにプラス、通勤途中のイヤホン、すき間時間に一問一答という感じです。
2日に一回、2時間ほど机に向かい、休日には出来ればじっくり3時間くらい頑張る。

ちなみに、試験前2週間くらいは、けっこう頑張りました。
一夜漬けに近い感覚で、いろんな数字などを覚えまくって、毎日問題を解きました。
この直前2,3週間に集中して時間がとれるかどうかは、とても重要です。
集中力がハンパ無く違うので、本当に大切にとらえてほしいです。

本当はもう一冊模擬試験タイプの本をやりたかったのですが、それは時間的に間に合わず。

ジャンルが多岐に渡るからこそ

宅建の試験範囲はいろいろな項目(ジャンル)があるので、一つの項目が終わったら、なんとなく頭が切り替わってしまいます。

しかし、前の項目を忘れることなく、引きずりつつ(笑)勉強を進めていくことが大切です。
例えば、民法が終わって、今日から税金関係のところを始める…というとき、まず、再度民法の間違った一問一答をやってから、税金関係にいくのです。

早く次に進みたいし、終わったことをまだやるのか…とテンションが下がるのですが、ここだけは修行だと思うしかありません(笑)
ひょっとすると、復習の一問一答だけで時間をとってしまい、次の項目に進めないときすらありました。

しかし、これを怠ると、どんどん忘れてしまい、テキストが一通り終わったときには、最初の項目はすっかり忘れてまたイチから…となりかねません。
そうなったときのテンションの下がり具合を想像して、なんとか自分をなだめて、復習の鬼となって下さい。

試験を受けて

え~あれだけ勉強したのに、知らないコトいっぱい出る(泣)というような、もどかしい思いで試験問題に向かい合うと思います。
解いている途中で、嫌になりそうです(笑)
しかし、周りの皆さんもそう思っているかもしれません。

私は「こりゃダメだ~」と思っていましたが、ぎりぎりで合格しました。
絶対、あきらめずに、時間いっぱいまで頑張ってください。

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